坂本です!さて、僕が大好きなのはボートレース。水上の格闘技と呼ばれる激しいスポーツですが、さらにヤバいボートが存在していることに気がつきました。
恐らく、ボートレースを愛している方であれば知っているかもしれませんが、あまりメジャーではないことからそこまで知られていない…というのが実情です。
それが…「パワーボート」と呼ばれる強烈なスポーツ。何か、ヤバそうですがご紹介していきたいと思います!
●パワーボートって何だ!
パワーボートは、その名の通りパワーの強いボートレースとなります。
パワーボートレースという略称なのか分かりませんが、パワーボートという名称で大会などが行なわれているようです。モータースポーツの一種ですので、ある意味でボートレースと同様なのですがその舟のレベルが違います。
ボートレースが田舎にある有名菓子企業のパッケージだとしたら、パワーボートの方はフレンチやイタリア、アメリカの大手ファッションメーカーデザインの舟…といった感じなのです。
まぁ、パワーボートですから。名前からヤバそうです。しかも、パワーボートは別にギャンブルではないようですので、シンプルなモータースポーツ。案外、ボートレースよりクリーンなのでファンが多く集まってしまうかもしれませんね。
●海のF1!
パワーボートの最大の魅力はやっぱりそのスピードと激しさです。さらに見てほしいのがその舟のデカさ!一般的なボートレースで使用されている舟は人が一人のってやっと…というスペース程度の大きさであり、近寄れば大きいですがムダを省いたミニサイズの舟といった感じです。
しかし、パワーボートは違います。恐らくその3倍はあろうか…というレベルのいかつさであり、ムダを省くというよりはムダで構成されているようなレベルのガタイなのです。
当然、最初のスタートはにぶいもののトップスピードはイカれており、最速でなんと200km/hを超えることもあるというのですからぶっ飛びです。そんなの、戸田あたりで走ったらモンキーターンしている最中に空中に飛び上がり、そのまま場外レースへ発展してしまうのは目に見えているではないですか…。
まぁ、こういった激しさからもパワーボートは「海のF1」などとも呼ばれており、ハードでいかついスポーツが好きな人たちからアツい支持を獲得しているようです。
●いろいろなクラスがあるみたい
パワーボートには、さまざまなクラスが存在しています。そのクラスによっても賞金やレース内容などが変わってくると考えられています。
まず、フォーミュラクラス。まさにF1ですよね。フォーミュラクラスは、「F550」「F850」「F3000」などに細分化されているとのことであり、艇体はカタマランに定められているとのことです。さて…なんのことでしょうか…。
そのほか、ハイドロクラス、Vクラス、オフショアクラスというクラスがあります。
なんと、最後のオフショアクラスに関しては1000馬力・16387cc以下のエンジンを2基まで搭載可能!ということだそうですので、もはや意味不明。水上の弾丸戦車がレースを繰り広げてくれるといっても過言ではありません!
おそらく、我々は普段慣れ親しんでいるボートレースとは話がかわってくると思うのですが、一度は本場のパワーボートみてみたいなぁ、という気持ちがありますね。
●日本ではマニアック!
パワーボートなんてものがあるなんて初めて知ったよ!という方もいるでしょう。
そういった方がいても無理はありません。アメリカ合衆国や地中海などを中心に開催されているものであり、日本国内では小さなマニアックなものしか行なわれていよう。
さらに、前述した化け物級のサイズを誇るオフショア艇を使えるのは国内では今のところ木曽川で行われる日本グランプリパワーボートレースのみとなっているようですね。まぁ、マニアックな世界もいいところなわけです。
もっとも、ボートレースとは全く別ものだと思いますし、これを追求する必要はないでしょう。
ただ、やっぱり普段ボートレースを見ている側からするとパワーボートを一度は見てみたい…。どれだけ迫力が違うのか、この目で見てみたいと思った坂本でした!