競艇を愛する人たちの中には、あまりにも競艇にハマり過ぎて人生をダメにしてしまう方もいるようです。

今、坂本のブログに辿り着いて読まれている方の中で消費者金融に借金がある…という方は注意してください。どこかで歯止めを効かせないと、本当に大変なことになりますからね。坂本は、消費者金融に詳しいですよ…クズなんで。

だからこそ、競艇狂いせずになるような内容をお届けさせてください!

●競艇はギャンブル

坂本は競艇は最高のエンターテイメントのひとつ…と信じています。

レーサーたちは大金を賭け、日々意地とプライドをぶつけ合いながら水上で戦っていますし、賭けているコチラも真剣です。また、坂本が得意としている競艇グルメや可愛い女子レーサー、モーターの種類、実況、変なお客さん…など、見どころが多くネタが尽きません。

しかし、競艇と対峙する際ある程度は冷静にならなければなりません。

公営とはいえ、競艇はギャンブルだからです。私たち人間は、不確定要素が高い遊びに夢中になりやすいといわれており、当たった時の興奮が一度強烈に記憶されてしまうとそれを求め、またその遊びに興じてしまうのです。

●お金が増えるという奇跡が危険

これがジャンケンや草野球、テレビゲーム(スト2など)であればまだ可愛いものです。“勝つ”ということだけの興奮で終わるため、健全な遊びとして誰も文句はいわないでしょう。まぁ、一部おかしくなってしまう方もいますけどね。

ただし、問題はこれにお金が絡んでくる場合です。前述した遊びは個人的なルールしか摘要されませんし、恒常的に行なわれる賭け事ではありません。

相手があえて負けてくれるかも…ということもあるでしょうし、そもそも勝っても上限金が発生します。また、自分がプレイヤーとなるわけですので競艇でいえばある意味ではレーサーなわけ。これでは、そこまで熱狂できません。

問題は、賭ける方。競艇は、毎日レースが開催されている上に万舟券などにも上限がありません。まさに、100円で一攫千金が手に入るという興奮が楽しめます。さらに恐ろしいのが、勝った!

という時にほとばしるように出てくるドーパミンだけでなく、その払戻金を受け取った時に発生するドーパミンのダブルパンチとなります。もし、賭けた舟が100円を10000円にしてくれた際、その10000円札をもらったら狂ったように嬉しくなるのは誰でも一緒でしょう。だからこそ、競艇はのめり込みやすいのです。

●消費者金融一社じゃ足りなくなる

もっと軍資金さえあれば、必ず取り戻すことができます。

坂本もそうですが、ギャンブルをやっていると絶対にこういった思いに取り憑かれてしまいます。

しかし、身銭を切っている時は500円でも迷うのですが消費者金融から借りたお金だと思い切って1万円を投入してしまうこともあるんです。自分のお金ではありませんし、1万円が5倍になったら5万円ですからね。確実に激増です。しかし、世の中はそんなに甘くありません。

基本的には、どんどん外れていきます。しかし、1万円で5万円を狙う場合4万円までは負けることができます。5万円目の投入で当てさえすれば回収率はトントンです。振り出しに戻せますし、負けを取り戻せます。しかし、この発想のおかげでどんどんレースにお金を投入…。

気がつくと、プロミスなどで借りていた30万円が1日であっという間になくなってしまうのです。と、なればやることはひとつ。他社での借入です。

●一攫千金が人間を狂わす

しかし、競艇はまだまだ奇跡を信じることができる遊びです。1000円で万舟券400倍を出したら40万円が払い戻しとなります。

つまり、30万円を使い込んだところで、その1レースがあたれば全てが元通りになるわけです。

さらに、儲けていますね…。1000円でその夢が買えるのですから、誰だってまた遊びたくなります。仮に、他社で30万円を借りたとして1000円で大穴狙いのレースを続けるとしましょう。

そうすれば、300回レースで戦うことができます。とはいえ、1レースに1000円だけをひとつの3連単に突っ込む×300レースというやり方は謎なので、恐らく3連単の10通り以上1レースで買うような感じになるかもしれません。

しかし、人生はおもしろいですね。当たらないんですよ。そして、当たっても4倍などの倍率で結果、大損。でも、最後の最後までわかりませんからね、どんどん夢を見続けてしまうのです。

●闇金にいったら最後、おしまい

さて、今は総量規制などの制度が厳しく定められているので、この人はもう恐らく大手消費者金融、中小消費者金融では借りれません。

残るは、闇金のみ…。しかし、これに手を出したら最後ですね。10万円借りて、12万円以上の返済。

トニですか。トサン、トゴなんてのも全然あります。消費者金融の支払いだって残っているわけですし、もう返済生活を続けるしかありません。地獄の始まりです。競艇は、素晴らしい競技であることは間違いありません。しかし、付き合い方ひとつで廃人になってしまうことだってあるんです。

人生は紙飛行機、願い込めて飛んでいくよ…。もう、AKBの歌まで歌ってしまいましたが、その紙飛行機に乗せた夢が万舟券では人生が狂います。あくまで競艇はお遊びです。

ぜひぜひ、消費者金融に借りるほどにのめり込まず、ほどよい距離感を保って遊ぶように心掛けてみてはいかがでしょうか。