坂本です!
一般人の我々にとって競艇で知るべきことは、選手の実力や競艇場の特徴といったところ。とくに選手や関係者でなければ必要ではない知識もたくさんあると思うのですが、それでも知らないよりは知っていた方が競艇を深く楽しむことができますよね。
坂本も幼い頃から役に立たない知識が大好き。ここでは、競艇における無駄なまめ知識について考えていきます。まぁ、あまり無駄とかいっちゃいけないと思いますが…よろしくです!
●競艇場を作りたい人はどうする?
さて、競艇ファンの中には本気で競艇が好きすぎておかしくなってしまっている…という方も少なからずいるはずです。
それは悪いことではありませんよ、坂本も大好きですからね。ただ、アタオカレベルで好きになってしまうような方々の中には、「ここまで好きなら、自分で競艇場を作ってみるのはどうだろうか?」と考える方もいるのではないでしょうか。まさにアタオカなわけですが、競艇場は基本的に個人で作れるようなものではありません。
もちろん、ほとんどが市などが運営しているわけですから、自分で作っても公的に認められることはないでしょう。とはいえ、公的に認められなくても競艇場を作ってみたい!というだけであれば誰も文句は言いません。私有地であればどうぞご勝手に…というところでしょう。
●東京ドーム2.5倍あればいけるか?
競艇場を作る際、ある一定の条件を満たす必要があるといわれています。
まず、「縦75m以上×横440m以上」であること、そして水深が「1.5m以上で33000㎡以上」であればよいそうです。だいたい、東京ドーム換算で2.5個分くらいということですのでかなりの大きさです。とはいえ、これを作ることができる人も世の中にいるでしょう。お金持ちというのは本当にいますからね、世の中には。
とはいえ、敷地だけはあっても問題は水深です。なかなか、1.5m以上で33000㎡以上の条件を満たしている場所を保有している人はいません。もし、自宅の庭を改造するにしてもこの広さで水深1.5m以上を掘ることはかなり困難。
元zozoの前澤さんあたりやってくれそうですが、彼はあまりボートレースに興味はないでしょうね。なんといっても、数百億円の資産があるわけですから。ボートレーサーの何倍金持ってんだ!という感じですわ。
●空中戦について
さて、のっけから思い切りどうでもいい話を展開してみました。水深などの問題もそうですが、ピットなども造らなければいけない…となると相当なお金がかかりそうですね。
さて、マイ競艇場の話はここらあたりでやめましょう。次も、私たち競艇ファンがあまり知っていても意味のない話をしていきます。それが、空中線と呼ばれてるものです。あまりこれを意識したことがある方も少ないと思いますが、空中線はフライングなどをしないために重要な役割をもっているアイテムとして知られています。
まず、空中線はスタートラインと第2ターンマークの間あたりのコースの上部分に張られているロープのこと。さまざまな色の小旗がつけられているロープなのですが、これがレーサーたちのスタートに大きな影響を与えてるといわれています。
まず、空中線はスタートラインに向かって5m、45m、内80-外85mの位置に設置されています。「こんなもんがあったらレーサーたちの目障り。フライングを喚起させるような、悪徳ルールやん!」と思う方もいるでしょう。しかし、この空中線がないと逆にフライング多発なのです。
●スタートの目安になる
空中線は、レーサーたちの「定時定点」に重要な役割を果たしていると考えられています。
まず、レーサーはコンマ1秒でも早く走ることが求められています。しかし、フライングをしないために自分の理想とする完璧なタイミングで飛び出していかなければいけません。
ただし、感覚だけで飛び出していってしまってはフライング頻発。ある程度の目安的なものがないといけないわけですね。そういった際、スタートからどのくらいの距離が離れているのか理解できる空中線の存在はありがたいところ。どこをどのタイミングで通りすぎることができるのか、それを確認するために空中線は存在しているのです。
また、内80-外85mという数字がありましたが、これは90年代中盤頃から取り入れられているものだそう。1コースなどのインコース側が80m、アウトコース側が85mになっていることでそれぞれがスピードを調節しやすくなる…という理由でこうなっているのだとか。昔は、一直線だったようですので荒れまくっていたのかもしれませんね。どうでしょうか、空中線。何かの役にたったでしょうか?
●内部を知ることは面白い!
野球ファンの中でも、その球場の特徴やロッカールームの特徴などについて知りたがるファンがいますよね。我々には一ミリも関係ないのですが、好きになるとそういったところまで知りたくなるものです。今回も、全く我々にとっては意味のない話ではありましたが、覚えておくとかなり便利です。ぜひぜひ、参考にして明日の競艇にいかしてみてください!