ボートレースをするのであれば、誰であっても勝ちたいと思うはずです。坂本は、驚くべきことにナイターを5R分いろいろと購入したらすべて外れてしまいました。

どんだけ才能がないのか!と、自分で自分を責めましたが立ち直りました。なぜなら、12R連続で外すこともあるといわれている競艇場があるからです。それが、「ボートレース津」。一体、なぜ「ボートレース津」はここまで難しいといわれるのか調査してみました!

●津は激ムズ!?

「ボートレース津」は、その名の通り三重県の津にある競艇場です。確実に勝ちにいきたいという方からの支持が薄く、むしろ万舟券を狙ってるような競艇の猛者たちから支持されているという謎の競艇場です。その理由ですが、かなり予想が難しいというところ。

どうやら、風や水面など諸条件がほかの競艇場に比べて異様に複雑なのだそうです。どうでもいい話ですが、無料駐車場は最大2400台を収容できるようです。この2400台分、訪れる人たちが万舟券狙いだったら狂気ですね…。

●水面に注目!

「ボートレース津」の水質は主に淡水です。海水の方が荒れやすいイメージであるため、淡水であればわかりやすいレース展開になるような気がします。

しかし、「ボートレース津」は海が近くにあることから半海水。独特な水質として知られているのです。また、1マークにおけるホーム側の幅が全国2位の広さ。これも予想を難しくしているポイントかもしれません。また、チェックすべきが太平洋からの南風。

伊勢湾の特徴をモロに受けている競艇場ということもありますし、夏場はこの影響がかなり強くなることで知られています。じゃあ冬場であればいいか…というと、冬は冬で鈴鹿山脈の吹き下ろしをモロに受ける位置に存在しているところも問題。

とにかく、独特な水面&風の影響を受けやすい立地であることが予想を難解にしているといわれている理由となっているのです。ちなみに、強風時の水面の荒れ方は半端ではありません。さすがのプロ予想家たちもつらいところでしょうね。

●当日の環境だけに目を向けるべし!?

「ボートレース津」の特徴としては、とにかく風の強さや風の向き。これに注目すべきだ…という意見が有識者たちから聞かれます。風が弱く、水面特徴が出た場合は1コースを含めたインコース勢がかなり有利となるようですが、風が強いと一気に荒れる。スタートのうまいレーサーが勝つ傾向にあるとのことです。

そのため、前日の結果などはあまり関係なく、とにかく当日の状況だけに集中すべし。そんなことがいわれているのです。さて、「ボートレース津」で勝負するのであれば、もしかしたら三重支部のA1選手をチェックしておいた方がよいかもしれません。

モーター勝率や全国勝率なども関係するでしょうが、「ボートレース津」をよく知っているレーサーでないと実力を出せない可能性もあるでしょう。坂本は細かなデータを考えるときは大負けする傾向にあるため、「ボートレース津」では地元の実力派に託します。そして、きっと負けるのでしょう…。

●「ボートレース津」で腕を磨く!?

「ボートレース津」は、とにかく予想が難しい競艇場です。しかし、だからといって避け続けるのも違うでしょう。「ボートレース津」で、万舟券を狙うのはもちろん、風の影響などを勉強してほかの競艇場でも生かす。

こういった遊び方…というか、修行をしてみるのも一興でしょう。軍資金が余って仕方がない…といううらやましい方々はぜひ「ボートレース津」で、荒れレースを当てるための腕を磨いてみてはいかがでしょうか。