競艇でお金を儲けたい!という方は多いでしょう。
坂本も儲けられるのであれば、儲けたい…と思うのですが負け続けています。本当に、競艇で勝てる人たちのすごさには感服しますね。さて、競艇で勝ち続けるための方法のひとつに、「水質」を知る…という意見があるようです。
たしかに、競艇は水上の格闘技。水質はおおいに関係してくるでしょう。ここでは、競艇における水質について考えていきたいと思います。
●水質とは?
そもそも、水質とは何なのでしょうか。
まぁ、水質は読んで字のごとく、“水の質”。競艇場の水がどんな感じの質になっているのか、ということを探ろうという話です。日本人である我々は蛇口から水を飲める、数少ない国民。
そのため、水が生活の中に当たり前にあるのであまり水について調べようとしません。当然、泥水は飲みませんが、きれいな川の伏流水などは口にするなど水に対するリテラシーが低いようです。
競艇は、その水の上で行われるスポーツ。最悪、競艇選手が一人いなくなってもレースは開催できますが、絶対に水が無かったら開催できないほどに水に依存しています。そういった部分を考えると、やはり競艇に勝つためには水質。そう、水について知っておく必要があるのです。
●競艇の水質とは?
さて、競艇場というと海の近くだったり、湖の近くだったり、周囲にこれといって何もないところだったりいろいろです。
なんとなく、海の近くというと天然の海を利用しているイメージがありますが、それでも水質というのはいろいろあるようです。まず、競艇場の水質のひとつが海水。そして、淡水、汽水です。汽水というのは、海水と淡水が混ざっている状態の水質。これら3つが主に競艇場の水質と考えることができます。
どれもたいした差はないだろう…と思われがちですが大間違い。塩分濃度、硬度が競艇の水質にとって重要といわれているため、これらそれぞれに特徴があるのです。
●淡水とは?
さて、ここからは競艇の水質について詳しく解説していきましょう。まず、淡水です。一般的に海水から入るのですが、坂本は海無しの山梨県育ちで淡水大好き。
勝手な趣味で、淡水から入らせていただきたいと思います!さて、淡水とは人工プール、河川の水を一部利用している水質のことを差しています。淡水最大の特徴は、なんといっても塩分を含んでいないところです。海水を含んでいないことから浮力がほとんどないため、ボートは浮くというより沈むイメージです。また、淡水といえば硬水のイメージでしょう。
例えば、硬い水で有名な海外の水というのは山の水ですね。そういった意味では、やはり淡水は比較的硬い…という水質になるので覚えておきましょう。水が硬かった場合、走行中にボートに対する抵抗が大きくなります。ただし、トップスピードで越えてしまうとそのまま早いスピードでレースを続けることができます。皆さんは、マリオカートをしたことがあるでしょうか?
あれに、ドンキーコングやクッパというキャラクターがいましたが、スタートが遅く初心者にとってクソ以下のキャラです。しかし、トップスピードに乗るとその後が強く、追い込みタイプとして使っている玄人も少なくないわけです。
淡水はこのドンキーにちょっと似ているかもしれませんね。最初重いがノルとヤバい。という、ところですか。この水質の硬さがモロに影響を受けるのがモーター。淡水レースの場合、モーターの性能がよいものをしっかりと見極めると勝ちやすいでしょう。
●海水
淡水でアツくなりすぎてしまいました…。さて、次にチェックしたいのが海水です。
海水というのは、当然海の水。海の近くにあるボートレース場の場合、そこから引っ張ってきた海水がレースに利用されています。さて、この海水最大の特徴が浮力が高いというポイントです、海水は、淡水とは違い塩分濃度がかなり高いことからボートが沈むというよりは浮く…といった特徴があります。
つまり、体重が重たい選手であっても不利なく勝負をすることができるわけです。先ほどのドンキーの話ではありませんが、スピードに乗るためにはある程度、“重さ”も重要になります。もし、軽ければ軽い方がよいのであれば小学生に峰竜太は勝つことはできません。デブがいいというわけではありませんが、やはり浮力があって体重がそこそこある選手には海水は有利な水質といえます。
そのため、男女混合レースなどの場合、女性はやや不利…という見解がほとんどだそう。ただし、海水は潮の満ち引きなどで風あたりや波の立ち方が大きく変わります。そのため、かなり高い腕前を持っている選手ほか、地元勝率が高い選手などが期待できるのではないでしょうか。
●汽水は?
さて、問題は汽水です。案外、競艇場で汽水といったところは多く、この特徴を掴むか否か出勝ち負けが決まります。
前述したように、汽水は海水と淡水が混ざっている水質です。となると、海水と淡水の中間かな?と、思われる方がほとんどでしょう。確かにその通りなのですが、淡水が強めか海水が強めかでもその性格がかわってきます。
さらに、潮の満ち引きの影響も受けることから塩分濃度がかなり変わってきます。前述したように浮力が変わってることは間違いありませんので、時間帯によって有利になる選手と不利になる選手が出てくるということになります。
江戸川と福岡は、かなり難しい水面といわれているため予想もプロ級な方でないと、転がしのようなことはできそうにありません。坂本は、絶対無理でしょう。
●水質を知ることが勝ちに繋がる!
水質と一口にいっても、さまざまな種類があることがお分かりいただけたと思います。ここでは、大雑把にお伝えしてしまいましたが、細かな部分までチェックすれば相当難しい内容です。
今、時代は令和。それでも、まだまだ水質についてはアナログ的に調べていく必要があるのです。ぜひ、気合いを入れて水質チェックを行ってみてください。