ボートレース常滑といえば、愛知県常滑市に位置している競艇場です。坂本も何度か取り上げているわけですが、どうもこのボートレース常滑。

「SG オーシャンカップ」などを開催していることでも知られているため、売上げも全国トップクラスだと思っている方もいるでしょう。しかし、ボートレース常滑は2018年調べですが…全国24カ所ある競艇場の中でもっとも売上げが低いのだそう…。その真相を解明していきます。

●ボートレース常滑は売上げ最下位?

さて、ボートレース常滑。何度となく足を運んできた…という方も少なくないでしょう。

汚らしいわけではありませんし、ビッグレースなども招致しているわけですから売上げがすこぶるよいイメージがあるでしょう。それなのになぜ、ボートレース常滑はここまで売上げが低くなってしまっているのでしょうか。それには、いくつか理由が考えられるそうです。まず、ボートレース常滑のある愛知県には2つ競艇場があるというところです。

そうですね、ボートレース蒲郡ですよ。もしかしたら、競艇ファンの方でも愛知県にある競艇場といったら蒲郡を想像するかもしれません。こちらは工夫に工夫を重ねている競艇場ですし、ユニークな企画を行っています。運営側も選手を大切にしたり、ファンを楽しませてくれるイベントを開催するなど集客にやる気をみせています。

しかし、ボートレース常滑。これといった企画はなく、レース形態もかわらず…おもしろイベントもありません。じつは、ボートレース蒲郡は全国売上げ2位の競艇場。同じ県にありながらこの差はなんだ!と、部長に怒られそうな雰囲気ですね。

●ボートレース常滑ではなく、常滑市の問題?

ボートレース常滑が盛り上がっていない理由は、そもそも地元がダメなんじゃね?という話もあります。

確かに、東京都内にある競艇場は地元が盛り上がっていますし、ほか競艇場で売上げのよいところもテーマパークのように地元が盛り上がっているイメージです。しかし、ボートレース常滑のある常滑市。どうも、微妙な雰囲気で人がいないところも問題だ、といわれています。

中部国際空港セントレアのある場所として知られていますが、わざわざ中部国際空港セントレアにくるだけの人はいませんよね。常滑焼の産地「やきもの散歩道」という場所があるのですが、だからなに…という方も多いようです。焼き物の壁が見所ですが、益子など街全体が焼き物の街ですからね。

見るというよりも、体験や購入の方に力を入れているので観光客も少なくありません。また、なぜか「かねふくのめんたいこパークとこなめ」が鎮座。坂本もめんたいこ大好きですからいいんですが、福岡ですよね?かねふくは?あと、知多半島。サントリーウイスキーの〈知多〉で知られていますが、それは酒飲みだけの話。

マニアックな場所ですよね、国内旅行先とすれば。南知多ビーチランドも気になりますが、イルカショーをわざわざ常滑まで見に行くか…?という、ことです。やはり、旅行がてら…という観光客を取り込めず、さらに地元民もあまり競艇に興味がないのかもしれませんね。

●魅力はありそうだけど…

さて、ボートレース常滑についていろいろと吠えましたが、別に坂本は嫌いではありません。

ネットからは何度も勝たせてもらっていますし、それなりに好きな競艇場です。何か魅了はないか…と思い、軽く探してみましたよ。まず、食べログ。このサイト自体は嫌いですが、まぁ一応指針にはなるのでチェックしてみます。

すると、3.6を超えているラーメン屋さんが1位でした。麺創房 昭和呈という店舗のようですが、天然真鯛を使用した塩だしのラーメンが自慢だそうです。写真を見るチャーシューがたっぷりと乗っており、蟹の甲羅も入っています。ちょっと高いようですが、行く価値はありそうです。店内も昔ながらのラーメン屋、といった雰囲気でいいですね。

次が、天むすのお店。セントレア店が2位というのがアレですが、千寿という名店だそうでこれも第人気。常滑だけにあるわけではなさそうですけどね。また、しゃこが食べられるお店やおもしろ中華、ひつまぶしを食べられるところもあります。けっこうグルメが揃っているように感じますが、観光客目当て風なのがダメなのですかね〜。

ちなみに、坂本もブログで何度か紹介していますがボートレース常滑内にも、どて丼という名物があります。白米に甘辛く煮込まれたモツとネギ、紅ショウガがたっぷりと乗ったいかにも、「ギャンブル飯」といった雰囲気が勝負を盛り上げます。トッピングもいろいろ楽しめるので、毎日来ても飽きないような気がするんですけどね。なかなか、現状は難しいようです。

●これだと…

ボートレース常滑。これ!といったものがないところが売上げの上がらないポイントかもしれません。ネットで、ボートレース常滑の行き方を軽く調べたらなぜか、「公衆トイレから常滑競艇場までの徒歩ルート」というページが…。

市役所にある公衆トイレからボートレース常滑までの距離ですが、1.8kmだそう。21分、2583歩ほどで到着可能と出ています。一体、誰向けなのでしょうか。まぁ、いいでしょう。これからも、ボートレース常滑を応援しますよ、坂本は!頑張れ、ボートレース常滑!