関東地方や中部地方にお住まいの方であれば、なかなか縁のない競艇場。それが、大村ボートレース場です。
もちろん、今は全国各地のボートレスース場を手軽に楽しむことができますが、本場に行くとなるとハードルが高いかもしれません。仮に、大村ボートレース場に行くことがあるのであれば、どんな場所に宿泊すべきか。それをここで解説していきたいと思います。
●大村ボートレース場の特徴は?
大村ボートレース場に行くも行かずも、とにかく特徴を掴んでおかないと勝つことができません。本場に行くのであれば確実に勝てる、そんな状況で勝負をかけたいものです。
まず、大村ボートレース場があるのは長崎県大村市玖島。長崎空港からタクシーで15分と比較的遠いですが無料ファンサービスバスなども運行しているので利用するとよいでしょう。
また、大村ボートレース場のレースの特徴としてはインがとにかく強い。おそらくボートレスースが好きな方の中ではかなり有名な話かもしれません。
風向きが変わってしまうことでスターとタイミングが掴みにくく、ダッシュ勢が厳しいということでイン有利な展開がかなり多くなると考えられています。また、水面は大村湾が近いことから海水系であり、風向きは海風によって変わるのでこちらもイン有利の状況に拍車をかけていると考えられます。
●食べ物GOGO!
さて、仮に大村ボートレース場に到着したとしたら競艇グルメを楽しみたいところです。とはいえ、その日以外にも一泊宿泊したり観光したり、大村にお金を落とすという行為が大切です。
大村ボートレース場近くにいろいろなお店がありますが、坂本がおすすめしたいのがいなほ焼きです。いなほ焼きは、大村で生まれたお菓子なのだそうで地元の方に愛されているアイテムなのだそうです。
基本的に甘いものからしょっぱいものまで今川焼き風のデザインとなっているのですが、酒のつまみにももってこいの味わいなので人気が高いようです。
なんと、たこやマヨネーズ、ソース、天かすなども入っているパターンもあるようで、もはやたこ焼き。美味しいご飯はいくらでもあるのですが、大村ボートレース場に行くのであればやっぱりいなほ焼。これを知らないことにはどうにもなりませんね。
●プロは大村市役所食堂へ行く!
ボートレスース場を支えているのは、じつは各自治体という話は良く知られている話です。
蒲郡のように儲かっている場所もあれば、常滑のように経営がかなり苦しいと言われている競艇場まで、国営ギャンブルでありながらもヒエラルキーができているようです。
さて、ボートレスース大村も同じくそういった形で自治体が関わっています。となれば、外すことができないのが大村市役所食堂でしょう。
大村市役所食堂は、その名の通り大村市役所にある食堂であり、民間の我々もさらっと利用できるので面白いところ。うまい、マズいというレベルではなく、いかにも食堂らしい味わいに涙がこぼれるはず。
カレーはやや濃いめの味わいと色合いですし、ちゃんぽんはやや薄めのあっさり系の味わい。野菜も下手な冷凍ではないので、案外中途半端な今時のグルメを探るよりもずっと安心できるのではないでしょうか。
午前中は軽くウインナーでもつまんで大村で勝負!昼は大村市役所食堂でのんびりし、午後はビール片手にボートレス場で勝負なんていうスケジュールがおすすめです。
●モロ勝ちしたら長崎 料亭旅館 坂本屋!
奇遇か、長崎 料亭旅館 坂本屋という場所がボートレス場の近くにありました。この坂本屋さん。なんと1894年に創業された超歴史のある老舗旅館であり、街の誇りでもあるといわれてる高級旅館として認識されています。
とくに、長崎といえば卓袱料理が有名ですがトンポーローに近く日本人の味に合わせた東坡煮(とうばに)が人気であり、ほろりと柔らかい奥往きのある豚肉が楽しめます。ちなみに、卓袱料理はランチコースでも楽しめますし、宿泊しなくてもいいようです。
いいですね、こんな雰囲気のある旅館に宿泊できるほど勝てれば、日本全国競艇の旅ができてしまいそうです。ちなみにお部屋の中には中庭の竹やぶが見えるなんとも言えない場所があります。
のんびり、自分はなぜわざわざ世界で戦っている人たちがいるのに、競艇をするためだけに長崎を訪れたのか…。心をざわざわさせながら、人生を思い返したいと思います。
●大村ボートレース場で遊べ!
いろいろな競艇場の楽しみ方があると思いますが、大村ボートレース場のように遠方の競艇場にいく…という方もいるでしょう。
そういった方は、ぜひ観光目的で楽しんでほしいと思っています。自治体が潤うことが、大村ボートレース場を盛り上げることにも繋がります。
今、坂本は自粛中ですが早いうちに大村ボートレース場に行く予定をたてようと思います。