競艇選手というと、命を懸けて水上で1着を目指すアツいスポーツだと思われがちです。
しかし、競艇選手は数多く存在してるわけですから、おかしな人も少なくありません。しかし、競艇だけが特別な世界というわけではありませんからね。
やってられない…ということもあるでしょう。ここでは、競艇にいる変な選手から心理などを分析してみたいと思います。
●原ダンプ
競艇を長くやっている方であれば、原田幸哉という選手をしっているはずです。競艇には、ダンプという違法行為があります。
ダンプとは突進行為のことなのですが、これを原田幸哉は得意としているといわれています。
とくに有名なのが、第35回笹川賞準優勝戦での田村隆信選手に行ったダンプ。ダンプは競艇における法律違反というわけではありませんが、相手選手を怪我させてしまう超危険行為。
汚いやり方だとファンからもキレられており、原ダンプというあだ名がつけられるなど、ある意味で目をつけられている選手です。さて、この原田幸哉。確実にやってはいけないわけですが、少し気になる部分もあります。
●人が変わる?
競艇は、ボートを人間が運転しています。
要するに、「乗り物」。免許が必要ですし、これは車やバイクなどと一緒です。
さて、皆さんはどういった人なのでしょうか?運転をしたら人が変わるような人間でしょうか?
例えば、普段はおとなしいのに、車にのって横からじいさんが出てきたら、「ったく!アブねえんだよ!ひき殺すぞ、クソジジィ!」と叫んでしまうタイプでしょうか。原田幸哉は、個人的にそういった人に近いのではないかと思います。
普段は、そこまで悪い人ではないのかもしれません。例えば、あおり運転をしたり、窓から顔を出してののしってくるドライバーがいますが、きっと根は情けなく弱い方。例えば、あおり運転でつかまったガラケー女を乗せた男がいましたが、逮捕された時のあのしょんぼり顔ったら…。
いかついサングラスをかけてニット帽をかぶり、相当強い口調で脅していたにもかかわらず、逮捕時は汚らしく禿げ散らかし、しょっぼい顔のおっさんでした。
さて、原田幸哉の話です。競艇は舟に乗るわけですから、人が変わって横暴になる人も絶対います。気が大きくなるのです。さらに、勝てば数千万円がもらえるレース…。これは、暴れるしかないでしょう。
●八百長について
もはや、競艇選手ではありませんが西川昌希という男がいました。
競艇が好きな方であれば知らぬものはいない、有名な人物です。
彼は、数年に渡り親戚の男と手を組んで八百長をしており、3億円を稼ぎだしたといわれています。まぁ、親戚との結託ですので1億5000万円の折半といったところでしょう。
あまりの衝撃に、ボートレースの本部も公式ホームページで謝罪したり、選手教育をし直すなど大惨事に。今度、競艇で西川昌希の口から何が話されるかわかりませんが、最悪なことが起こらないことだけを願います。
●面倒な人だっている
さて、この西川昌希。最低と思っている人たちが10割近くいるわけですが、その中でも「競艇選手は儲かるのに…」という声が多かったことに違和感をいだきました。
たしかに、競艇選手で1億円プレイヤーは少なくありませんし、ランキングが100位であっても年収が3000万円を越えるというとんでもない世界です。
しかし、彼らはサラリーマンではありません。つまり、競艇に出てとにかく戦わなければならず、プラス勝たなければいけないのです。これは、かなり大変だといえます。
さらに、原ダンプのようにこちらの気持ちなどお構いなしにぶつかってくる輩もいます。
なよなよしていたら、大けがをしてしまう可能性だってあるわけです。しかし、八百長であればわざと負けるだけでお金をもらうことができます。つまり、勝たなくても金が稼げる上に非課税。
まぁ、盗人ですので税金など報告しないでしょう。犯罪ですよ。しかし、そういった意味からすれば、わざわざ辛い思いをしながらこの正解にいるのも面倒だ…と思ったのでしょう。
実際、負け続けているだけで3年で億を稼げるなんて八百長しかありません。西川昌希は、確実にこちらの道を選んだということです。もちろん、西川昌希だけが八百長をしているかはわかりません。まだまだ、いるかもしれませんね。
●競艇だって人
クリーンであることは、競艇に限らずすべてにおいて重要なことです。しかし、キレイごとだけでは済まない、そんなことだってあるでしょう。
闇の営業をしている芸能人やミュージシャンだっているでしょうし、昼は普通の顔をしながらも詐欺をしながら稼いでいる方だっているはずです。競艇は、確実にクリーンである…という思いは少しおいておいて楽しんだ方がよいでしょう。
坂本は、競艇は人間社会の縮図だと思ってます。これからも、厳しい目でしっかりと見つめていけたら…と思います!