東京都府中市小柳町4-5-6。
坂本です!この住所を知っている人は相当の競艇好きですね。検索してみてください。あの伝説の多摩川競艇近くにあるそば屋、福冨です。そば、うどん…と一品料理が揃う昔ながらの大衆ミニそば屋である福冨さん。
いやぁ、なぜこのお店を坂本がプッシュしたいのかここでお伝えさせてください!
●競艇人のための店
福冨は、多摩川競艇の近くに位置している競艇場です。
当然ですが多摩川競艇にやってくる人たちで席は満席となっています。近頃はどうなんでしょうかね…。ちょっと厳しくなってきているかもしれませんが、全盛期はとにかく盛り上がっていました。
さて、そんな福冨。競艇場近くらしくテレビは競艇の放映、さらになぜかわかりませんがマークシートまでが用意されている異例過ぎるお店なのです。
食べログには一件しか口コミが掲載されていませんが、その写真に淡い色合いの帽子とブルゾンを羽織った競艇おじさんたちの姿が…。
これ…盗撮では…とは思うのですが、彼らはそんなことに文句はいいません。あくまで、競艇を目的に生きているのですから…!
●競艇場のメニュー!
福冨はアツいのが、そばやうどん…といった定番メニューよりも牛すじ煮込みの方を推しているところです。
さらに、価格もそばうどんより100円高い450円。
こういったところが、競艇場の近くにある店らしさを感じます。また、各種うどんが揃っているおかマグロのぶつやブリのカマ焼き、おでん、煮モツ、ポテトサラダなども揃っているので酒にのつまみに窮することがありません。
これは、かなりアツいですよね。もちろん、競艇場定番の冷や奴も鎮座。はっきりいって、もはや競艇場に行く必要がなくなりますわ!
●事件はその天ぷら!
さて、そんな福冨。
とにかくウマいと思うではないですか。食べログにもその辺のそば屋よりずっとウマいと記載されていますし、間違いなく競艇好きは行くべき名店といった感じです。
しかし、残念なことがあります。それは、辛口のブログがあったことです。麺はそれなりに弾力があり、ちょっと理解ができない…という感じの感想です。
うまい、まずいとかではなく弾力がよくわからない…ということが記載されています。おかしいな…。次に、天ぷら。これ、案外奇跡的なのですがかなり小さく薄いのです。まぁ、ミニサイズとはいえ美味しければ問題無し!
しかし、このブログではゴムになりかけている…という感想。二度揚げでもサクサクにしてほしかった…ということです。
●味ではない!
福冨のように、競艇場の近くにあるそば屋は競艇おじさんたちに大変人気です。
しかし、味を期待してはいけないのかもしれません。
とにかく、味をしっかりと楽しむのではなく腹を満たす。そして、酒を飲んで競艇好きと語らう。このためにある飲食店なのです。味の文句は言ってはいけません。無意味ですからね。では、さようなら…。