おはようございます、坂本です!
坂本は大した人間ではないですが、できるだけ人には真実を伝えたいと思っています。どんなバカでも、挨拶ができること、嘘偽りなく人を騙さない人間でありたいと思っている次第なのです。さて、急になぜ坂本がそんなことを言い出したのか。
この理由をお伝えいたします。
●予想という騙し
坂本は予想家のことは間違いなく尊敬しています。
競艇について勉強し、ある一定に法則を見つけてからそれをベースに予想することは並大抵の努力ではできないことです。
しかし、何度もこのブログで坂本が伝えていますが、予想というのは誰にでもできてしまうところが難しいところです。要するに、「不確定要素」を当てるわけですからそこに絶対は存在しないわけです。
あの人は予想が当たる…という人に皆自分の財布を預けたいところですが、そんなに簡単に儲かることはありません。大抵はダメでその人を恨んだり、しまいには極端な行動に出てしまう方もいるのだそうです。
さて、アナタは競艇ブログを読んでいるくらいですから予想に興味がある方だと思います。今回、予想との付き合い方をあらためて考え直すことができるでしょう。
●不確定要素について
先ほど、不確定要素についてお伝えしました。
不確定要素というのは、データより偶然が左右する確率の高いことだ…と思っている方も多いと思いますが、細かくいうとそうではないので注意が必要となります。不確定要素について難しい言葉で解説してもダルいと思うので、少し事例を挙げてお伝えしていきましょう。
例えば、テーブルから10cm離れた場所から1円玉を投げたときの表と裏の確率を求めることはしやすいと考えられます。
100万回すれば、ある程度の法則が生まれるのでデータとして活用できる確率論となります。一方、30階建てのビルの屋上から地べたに向かって1円玉を投げた時の確率を考えてみましょう。
仮に完全なる無風状態であれば確率論を求められますが、風の強度や雨だったり、湿度だったり、落とす人の力具合…などを考えると絶対的な確率論を求めることは不可能となります。
これが、不確定要素なのです。宇宙の原則的なレベルの話で、それを予想するのは不可能と科学的にはいわれている…ということなんです。
●となると…
さて、そうなると競艇はどうでしょうか。数多く競艇選手がいて、温度や風向き、水質、体調、何コース、男女といったところを加味すると…正直、不確定要素しかないと考えることができないでしょうか。
事実、1コースが勝ちやすいから競艇はラクだ!と思われていますが、それは違います。
いや、確率として1コースが勝つのですが、だからこそ1コースの単勝倍率1.0倍がほとんどです。1.0倍はギャンブルではありません。まったく意味をなしていません。
仮に、1.1倍であっても100万円を単勝にぶちこめば10万円は儲けられます。しかし、5割の確率で負けるのにもかかわらず100万円をかけることができるでしょうか?10レース100万円をかけたら1000万円の賭け金ですが、5割の確率で勝っても50万円しか儲けはありません。
いや、儲けていません。450万円負けているのです。こんなリスクのある勝負に誰が金を突っ込むのでしょうか。儲けるためには2連単や3連単の意外な組み合わせ。しかし、明らかに不確定要素ですのでそれを完璧に予想することはできない…という結果になるわけです。
●こういったのはヤメろ!
誰だって大穴を狙いたいと思っています。
だからこそ、大穴狙いませんか?という感じの予想に乗っかりたいと思い、散財して失敗してしまうのです。ココナラという個人のスキルを売り買いできるサービスに、「ボートレース万周とる方法教えますよ!」なんて感じの商品があるのですが、絶対に購入してはいけません。
そもそも、万舟券ですからね。万周って、お前1万回廻るんかい!という感じですw まあ、誤字を出す時点でダメなわけですが、どうやらPDFをくれるそうです。
この人の適当に考えたものでしょうね、この内容は。こんなくだらない、レベルの低い商品を購入しているようでは一生万舟券を手に入れることはできません。さらに、このサービスいくらすると思いますか?1万円です。
たしかに、本当に万舟券を絶対にゲットできれば安いものですが、先ほどをお伝えしたように競艇は不確定要素が強過ぎるため、予想をすることはできません。いや、不可能です。いいですか?不確定要素を当てられるなら、競艇予想をしている人たちが、世界長者番付のトップ100を埋め尽くしていなければおかしいでしょう?
“俺はいつでも当たるし、あえて目をつけられるからやらない”。不確定要素を理解している読者さんたちはわかりますよね。情けない言い訳であることを。これが、競艇予想の真実なのです。
●坂本は自力!
競艇は楽しむものであり、人生を失うほど暴走するものではありません。
あくまで、遊びなのです。不確定要素がある競技を予想する人を血眼になって批判するのはおかしいわけで、いけないのは理解できていない自分です。落ち着いて、自分の力で当てにいきましょうよ。