坂本です!先日、なかなかユニークな記事を読みました。というか、個人ブログですけどね。
その人いわくギャンブルは遊びであり、そのギャンブルでお金を稼ぐということはとても格好悪いことだ…というのです。むむ?私たちはギャンブルで勝つために日々努力をしているものの、勝つことは格好悪いこととはどういうことなのか…。
坂本はこの真意を調べてみました。
●競艇は遊びか仕事か?
この方の持論としては、ギャンブルは遊びであり仕事ではない…ということでした。たしかに坂本も競艇をやる時は遊びの範疇だと思ってやっていますし、それだからこそ続いているという側面があります。
とはいえ夢がありますからね、競艇は。100円が数万円になる可能性があるわけですし、そこまでいかなくても1000円を1万円くらいにすることだって可能です。
やるからには儲けたいと思う人の心情は何ら不思議ではないと考えられます。とはいえ遊びは遊び。そこまで本気になってしまってはいけません…ということです。一体、何が言いたいのでしょうか?
●勝ったら仕事になる?
まず、ギャンブルは負けるようにできています。胴元が儲かるように出来ていない限り、すぐにそんなギャンブルは終わってしまうことでしょう。
勝てる要素が少な過ぎるのも問題ですが、やはりほどほど勝つことがあるものの、年間を通してみると大赤字…というのが一般的なのかもしれません。
さて今回、坂本がお伝えしている冒頭のブロガーさんですが、競艇で勝ってしまうとその途端仕事になってしまう…ということを述べています。
要するにギャンブルで儲けるとなると、「お金を受け取る=仕事」という構図になってしまい途端に面白くなくなってしまうというのです。
仕事はつまらなくても行かなければお金になりません。なので、多くの人たちはイヤイヤながら仕事場へと向かいストレスを溜め続けます。
一方、遊びは仕事から開放される瞬間であり、何も考えることなく遊びほうけられる楽しさがあります。もちろん、「楽しい」の対価にお金を支払うわけですから、金は増えることはなく減る一方。
しかし、それは遊びだから許されるわけです。ん?となると、この人の言いたいことが少しわかりだしてきましたよ。
●仕事なのに負ける
例えば、ギャンブルが仕事というイメージとなってしまっている方がいたとしましょう。もちろん予想家さんなどは別ですよ。あくまで趣味としているのに、勝ち負けにこだわっているという感じです。
競艇場に勝つ目的で訪れた方の場合、儲けるためにやってきているので仕事になり得ますよね、ある意味で。お店であれば物を売るために商品を仕入れる(舟券を買う)という形になるため、その商品を売ってプラスにしなければなりません。
しかし、前述したように競艇はギャンブルなので勝ち負けはほとんど時の運と考えることができるでしょう。結果負けてしまったとします。さて、ここからがこのブロガーさんの真骨頂。人間心理を絶妙についた考察が始まるのです。
●マイナスで心が病む
もし、アナタがお店をやっていて身銭を切って仕入れた商品が売れなかったら赤字ということになるでしょう。
舟券は安売りなどはできず、負けは負けですのでマイナスが決定したらもうそのお金は戻ってきません。
仕事としてギャンブルをしている方の場合、半端ではない心へ負荷がかかることは容易に想像できるのではないでしょうか。
さらに注目したいのが、仕事としている場合は儲けを取るために頑張るので、次のレースで取り戻そうとしてしまうところです。
今日はここまで4000円負けているから、それを取り戻すために5000円をかけて1万円くらいを戻したい。もし、ここで負けてしまったらマイナス9000円になってしまいますよね。これ、確実に心を病むことは間違いありません。
これが、ギャンブルで儲けようとしてしまっている人がダサいという最大のポイントになっているのだそうです。
●遊びなら気にならない
もし、競艇を遊びと考えている方がいたとしたら、この負けもそこまで気にならないでしょう。
もちろん当たったらラッキーでしょうが、そんなのは偶然で奇跡的なものだ…ということが理解できています。要するに遊んでいるのだからその分の対価は支払い、手元には一定のお金は残らない全体で競艇を楽しんでいるのです。
こうなると、「普段のストレスを発散できた」という対価として負けた舟券やフードコートでの飲食代を支払った…というイメージとなります。
そこでストレスを感じるどころか、むしろストレス解消となり翌日からの新たな原動力になっているのではないでしょうか。
●取り組み方でも大きく違う
このように、競艇の楽しみ方をひとつとっても、その姿勢によってだいぶ精神的な部分に違いが出てくることがわかります。
当てて儲けたいという発想で競艇をする方で生き残れる人は、本当にごくわずかでしょう。そういった人はもはやプロですね。坂本はレベルが低い人間です。
遊びということで競艇とこれからも付き合っていきたいと思います。