近頃、ボートレースのzoom飲み会がYouTubeにあげられています。

今やボートレース人気を牽引する大山ちひろさんを中心に、MC、そして美人女子選手たちが本音を語り合うというような切り口でわちゃわちゃしている模様が放映されています。

さて、ボートレースもこのように若い女性たちがレーサーとなり、そしてファンを楽しませようと努力しています。時代は本当に変わってきましたね。

●可愛い選手が活躍はイイの?

さて、坂本は個人的に女子選手しか応援しないとか、そういったことはありません。

いや、逆に男子選手に注目していることが多いですし、そこは女子とか男性とか隔たりなく楽しませていただいています。

とはいえ、やはり可愛い女子選手がいれば当然オッサンたちはその子を追いかけるわけですから、結果的に人気が出るような仕組みになる構図は理解できます。チャラチャラしてんじゃねえ!

と、思われそうですが、ここは一長一短。まぁ、初心者の方やボートレースを知らないオッサン、アイドルを探しているような人にとってはおすすめかもしれません。

●ギャップがいいのか!?

また、こういった飲み会の動画を見ていると思うことがあります。

それが、「誰も教えなければ、この子たちがボートレーサーということを気づく人はいないだろう…」ということです。

当然、基本はボートレーサーファンが視聴者となるわけですが、それでも中には何らかのきっかけでこのチャンネルにアクセスした…という方も出てくるかもしれません。そんな方は確実に驚くはずです。どっかのスポーツチャンネルかと思いきや、ボートレーサーなのだから…。

画面の前では一般的な女子ではあるのですが、ウェアに着替えてヘルメットをかぶった途端まさに鬼の形相。

本気で勝ちを取りにいくぜ!という雰囲気をぷんぷん醸し出しているのですから、そのギャップにオジさんたちはやられてしまうのでしょう。とはいえ、こういった子たちを好きになるのはオッサンだけではありません。きっと、女性のファンもいるはずです。

●女子ファンを増やすためには?

さて、ここからはボートレース協会への提言です。

坂本が偉そうに…と思ってくれて結構です。私はクズで一切のしがらみがないので、いいたいことを言わせてもらいます。

もしかしたら、奇跡的にこの坂本のアプローチを関係者がチェックしてくれているかもしれませんからね!まず、飲み会をしたり好きな男性のタイプを語ったりしているところを配信することは悪ではありません。

むしろ、それでいいんじゃない?というくらいのものです。しかし、これでは女子ファンは付きません。

協会側とすれば、「可愛い!ボートレーサーにもこんな可愛い子がいるんだ!応援しちゃおぉ!」と思ってやっているかもしれませんね。

たしかに、そういったファンも一定数はいるかもしれませんが、伸び悩むことは間違いありません。女子ファンをつけるのであれば、彼女たちをおもちゃにするのではなく、「選手としてカッコイイところばかりを見せなければいけない」のです。

●男性と同じ理論

例えば、逆で考えていきましょう。イケメン軍団がいたとして、その人たちのファンになるのは多くが女性です。それは当然でしょう。イケメン軍団のファンがオッサンばかりだったら、すこし違う方向の集いかな…と思ってしまうはずです。その女性たちというのは、基本的に格好いい男のたちがわちゃわちゃしているところを見たいだけで、歌や踊り、何らかのスポーツが下手であってもかまいません。

イケメンであり、仕草が可愛ければそれで応援するのです。むしろ、弱いくらいの方がいいかもしれません。

しかし、弱い男性選手や歌ヘタ、踊りが下手、ちゃらちゃらして本当の仕事をおろそかにするような男性に男性は憧れません。

「けっ!真面目にしろよバカ」で終わりです。しかし、一方で寡黙ながらも男らしく仕事に懸命かつ結果を出している男性に男は憧れます。その男気に惚れ込み、女人禁制とばかりにその男に自らの命を捧げます。イチローなんか良い例です。

さて、これは女性にもあてはまります。女性が憧れる女性というのは、チャラチャラした子ではありません。その仕事に本気で取り組んでいることを見たり、結果を出したり、「女から見て格好いい女」であるからこそファンになるのです。

ボートレースに女性を使ってファンを増やすのであれば、「私もこの人みたいに輝きたい!」と思わせるような、映像などを中心に流した方がいいわけです。

●オッサン狙いはいつか潰れる

アイドルでもそうでしょう。歌や踊りを見てアイドルになりたい女性はいますが、オジさんたちにサービスショットを出したり、チャラチャラしているところを見てアイドルに憧れる人はいません。

大抵、アイドル系の番組を見ているのはオッサンです。

悪いことではありませんが、男性と女性の両方を取り込まないと一生パイは増えていきませんよね。今後、ボートレースもより盛り上がりを見せてくれるはずですからね。ぜひ、女子選手の使い方を、「カッコイイ方向」に転換していってほしいものです。