悪質予想サイトがなかなか無くなりません。
数多くの競艇予想サイトなどで、「〇〇は悪質である!」と伝えているのにもかかわらず、全然悪質なサイトが無くならないのはなぜなのでしょうか。その理由はズバリ、「騙される方がいるから」です。
本来騙す方がいけないことは確かなのですが、坂本は騙される方が悪い…と言い切ってしまいます。その理由をお伝えしていきましょう。
●悪者に諭しても意味がない
世界全国、全ての人が悪事を働く人を説得し更正させようと考えています。
その証拠に、悪者が出てくる全ての映画やドラマ、漫画、小説では最後に悪者が心を入れ替えて正義が勝っています。特例もあるでしょうが、やはり勧善懲悪というのが私たち人間の理想の生き方として描かれているわけです。
しかし、人生はそんなに甘くはありませんし、キレイごとだけで生きていくことはできません。
競艇の詐欺サイトをしている連中の中にはキレイな心を持っている方もいると思うのですが、基本的に悪事を働く人もお金が欲しいわけで…。
悪いことをしてお金を稼ぐことができると分かれば、誰だっていろいろな手口でお金を巻き上げようと必死になるものなのです。
悪いことを心からやっているヤツに、「おふくろさんが泣くぞ」といったところで通じるはずがありません。それは、おにぎり屋に来ているお客に米は太るから食うなといっているのと同じで、そもそも聞く耳を持ってもらえないのです。
●騙される方は被害者だが…
例えば、競艇の予想サイトで返金保証をするような場所があります。
絶対に当たるといわれている筋から仕入れる情報を20万円で購入すべし…。そういった怪しい情報に騙されてお金を支払った後、大ハズレしてクレームを入れる方は多いはずです。
しかし、音信不通、またはどうでもイイ言い訳をされて別の情報を購入する…といった形でそのお金を回収することができません。
結果、騙された人は間違いなく被害者となるわけですが、ここで疑問が出てきます。これ、明らかに騙される方が悪いと思わないでしょうか。
皆さんお仕事をされていると思うのですが、1万円を稼ぐためにどれだけ苦労しなければいけないか、知っているはずです。
とくにバイトさんの方であればなおさら。ツラいですよね。それなのに、適当に人が言った場所に人が言ったお金を入れるだけで大金持ちになれる…ということはあり得ないでしょう?これは騙される方が悪いのです。
●女性も一緒
騙される方が悪い、被害者の方が悪い。
これは、世間でもいろいろといわれていることです。とくに女性のセクハラ系の問題はフェミニストたちが怒りの声をあげていますが、これも少し問題があると思うのですよ坂本は。まず、セクハラの事件が起きた後に一部、「そんなファッションをしたり、思わせぶりな態度をする方が悪い」と批判します。
それに対して、好きなファッションをしているだけ。そんなことは言い訳にならない、男性側は死刑!とバトルが始まります。しかし、どうでしょうか…。
例えば、体のラインがガッツリ出ている服を着用し、男性の前にあらわれたらどう思われるか想像できない人はいないと思います。
さらに、女性がオシャレをするのはDNA的に「男性に見初めてもらうため」であり、ほかの女性より目立ち、オスの興味を惹くためのものです。そして、男性はDNA的に子孫を残すための脳回路になっています。
可愛い犬が死ぬほどお腹を空かせており、目の前に半生のステーキがあった場合、犬は我慢できず食べますよね?それなのに犬に首輪をしてステーキが届かないようにする…。
かわいそうではないですか?正直、この議論はこのくらいレベルが低い話なのです。
●競艇も一緒
どう考えても競艇の詐欺サイトに騙される方が悪い、と坂本は考えます。
詐欺サイトはお金を儲けさせるからその費用をこちらによこせとせめて来ます。そして、その費用を支払ったら相手がいう極秘の情報を購入者に提示するだけです。しかし、そもそも競艇に絶対はあり得ません。
不確定要素が強過ぎるギャンブルにおいて、絶対はあり得ないことは誰だって考えることができるのにもかかわらず、期待するのです。おかしな話ですが、「世界一美味しいおにぎり!」といって1個3万円のおにぎりが売っていたとします。しかし、それは世界一ではなく、ただのおにぎりかもしれません。
購入者は怒るでしょう。
金を返せ!と。しかし、つくり手側が自分にとって世界一美味しいからこのぐらいの勝ちがあります…と言ってしまえば、これは購入者が悪いわけです。それを踏まえて勝ったのですからね。
競艇の詐欺サイトも一緒です。相手側が、絶対とは言っていませんと言われてしまえば、もう返金は難しいからこそ摘発されないのです。
●甘いことはない
競艇の予想サイトに興味がある方もいるでしょう。しかし、基本的には絶対はなく、自己責任で考えて行動するしかないのです。騙される方が悪いという言葉はキツいですが、これはリアル。坂本は、そう思っています。