たしかに、ビギナーズラックはあるでしょうが勝ち続けるとなると話は別。長年の勘や予想がそれなりにできる能力が必要になってきます。
しかし、だからといってビギナーの人たちに冷たく当たる…というのはどうかな…と思ってしまいます。今回、ここでは競艇予想の玄人たちがしてほしいことをいくつか解説します。
●ビギナーズラック!
競艇を始めた時、それなりにビギナーズラックを引く方が一定数いるといわれています。
競艇は6艇で争われるレースであり、1号低が勝ちやすいという背景があることから、数打ちゃ当たる…という部分があるギャンブルです。
素人の人が、適当に4-2-1という形で3連単を100円で購入し、3万円以上をゲットすることも平気であるのです。
当然、そこで辞める方もいるのですが競艇にハマる方もいます。さらに、「俺は万舟券を当てたんだ!」という自負があるため、かなり調子に乗ります。
“競艇の申し子だね、俺!”という感じでしょうか。これを見て強烈な不快感を感じている玄人の方は多いはずですが、だからこそ優しく見守る…という行動に出てほしいのです。
●あなたも調子に乗っていたはず
競艇の玄人を自認する方であれば、一度だけでなく何度か万舟券を当てているはずです。
しかし、その時あなたも調子に乗っていたはずです。俺、マジで競艇の神がついてるんじゃね!?と。それを考えれば、ビギナーズラックを当てて調子に乗っている人をああだこうだいうのはお門違いでは?と、言うことができるのです。
これは、最初は誰もが新人だったのにバイトリーダーになった途端、偉ぶりだすゴミ野郎と同じ原理です。まず最初は皆、それなりに調子に乗りますし、そこから成長していくのです。
●見守ること
当然、まだまだ競艇が分かっていないクセに調子に乗っている人を見るのは嫌な気分がするものです。
とくに、個人ブログやSNSで調子の良い発言をしているところをチェックしたらなおさらでしょう。とはいえ、こういった調子に乗っているヤツというのは確実にトーンダウンしていきます。
これは、ガチです。毎回、万舟券が当たると思ってメチャクチャに賭けていくうちにお金がなくなり、気がつくとその赤字に…。そこで初めて競艇の難しさ、奥深さを知ることになりへこむのです。
玄人の人たちは、そういった日が確実に来るまで待って上げてください。いいんです。
調子に乗っている方は必ず沈みます。そして、その沈んだ時に“やはり勉強が必要だ!先輩、競艇のイロハをいちから教えてください!”と来た時に快く受け入れるのです。
そういった玄人ってメチャクチャ格好いいですよね。
●横綱相撲でお願いします!
競艇の玄人の方は素人の方のやり方、あり方に思い切り腹をたてます。
正直、その気持ちはわからんでもありません。とはいえ、そこは横綱相撲です。俺はお前が本気になる時を待っている。いつでも、門を叩いてくれよな。
そういった余裕を見せつけるのです。坂本は、玄人でもなければビギナーズラックでもありません。
ただの負け犬です。もしかしたら、自分が一番調子に乗っているかもしれませんね。すみません。