世の中にはさまざまな人がいます。そのため、その人の趣味をあれこれいうつもりは毛頭ありません。あ、坂本です。
いや…自分の知り合いなのですが、競艇に限らず何かスポーツをしている人を応援するのであれば、「断固女子!」というオッサンがいます。
まぁ、いいですけどね。坂本は別に女子選手がダメと言いませんが、その女子だから…という理由は本当に辞めるべきだと思います。なんなのでしょうか。
●オッサンはスポーツ
全般そのオッサンと以前、話していたことがあります。
競艇についてはそこまで詳しいわけではないのですが、とりあえずたまにお金を落とす程度でにわかに毛が生えた…という感じの人です。
そのオッサンなのですが、スポーツが好きというものの、オリンピックでは女子選手にしか興味がないなど、そういったことばかりを抜かすとんちかんオジさんなのです。
たしかに、スポーツを頑張っている女性は輝いていますしカッコイイと思います。
キレイならなおさらですよね。しかし、それはひいきのし過ぎであり、その本人のためによくないと思うのです。
●可愛いから…って
例えば、競艇で女子選手を応援している方は少なくありません。大山選手などは美人でありながら最強レーサーということで、本当に恵まれているのですが、ほか選手にも可愛い子はたくさんいます。
しかし、その選手ばかりにカメラを傾けたり応援したり、動向を伺っている…というのはその選手の将来にとっても悪いことに感じてしまうのです。
実力以上の部分で注目されると、よりプレッシャーになるでしょうし、負けても可愛いからいいや!というのでは、ほかで頑張っている選手たちに対して大変失礼なことだと思わざるを得ないのです。
それってほかのスポーツでもそうですよね?とくに、フィギュアスケートの本田姉妹などはその典型です。全然勝てていないのにもかかわらずニュースになり、一位の選手は専門誌や専門ニュースサイトにしか取り上げられません。可愛いのにかわいそう、頑張っている姿がけなげ…。
いや、アニメの見過ぎではないでしょうか。本当に実力があるのであれば応援すべきでしょうが、そうでなければその子のためによくありません。
●どうすればいいのか?
とはいえ、男性選手を応援しろ…ということをそういった人たちに言ったところで言葉が通じることはないでしょう。
なんせ、変態ですからね。その人たちは別にその競技が好きなのではなく、可愛い女性たちが頑張っている姿が好きなだけ。まさにアイドルが馴れていない何かに挑戦する深夜番組の展開でしょう。
また、アニメも影響しているかもしれません。美少女アニメの多くは愛らしい子たちが主人公の男を囲み、そして何らかの戦闘になるとそれぞれの特殊能力を持ってフルパワーで闘う。
コレが人気があるわけですから日本人…キモ…です。どうすればいいのでしょうか。
●硬派に戻してもいい!
近頃、若い人やあまり競艇を知らない人たちのために競艇を身近に感じてもらおう…というようなコマーシャルの打ち方をしています。
個人的にはダイナマイトボートレースは面白いですし、ギャグ要素も満載ですので嫌いではありません。ただ、女子レーサーをアイドル化させていくような…そういったやり方は辞めた方がよいでしょう。美人レーサーだけを集めたオンライン飲み会も酷いものでした。
わけわからん芸人が一人間に入って、周囲の女子たちにどうでもいい質問をぶつける。そして、その返答を聞きながらテンションを挙げているPC画面の前のオッサンたち。好きにさせればいいといいますが、競艇は水上の格闘技です。
硬派なイメージで売っていくのもイイのではないでしょうか。競艇の場合、貧乏なオッサンが多く絡んでいることから汚い、怖い、臭いという「3Kを見事に達成しているギャンブル」です。
たしかに、そういったイメージに比べれば女子レーサーを取り上げることは何ら異論はありません。むしろよいのではないか?と、思います。とはいえ、硬派。このイメージの方が長く続くような気がするのです。
●格闘技を見よ
例えば、格闘技。男のロマンかもしれませんね。ギャンブルではありませんが、痛いし辛そうだし、なんだか見ているこちらがドキドキしてしまう競技です。しかし、基本的に硬派。
女子格闘技もおちゃらけた部分はあるものの、そこは殴り合いなので硬派にイメージを与えています。
競艇も別に筋肉ムキムキでアプローチしろ…とはいいませんが、硬派な雰囲気になってガチの男性ファンが入ってくるぐらいがちょうどよいのではないでしょうか。
確実に盛り上がりますし、なんかナルいイメージを払拭できるかもしれません。
●ファンが喧嘩するぐらいで!
殴り合いや喧嘩などが好きではない坂本ですが、やはり格闘技ファンのようにファン同士が言い合ったり喧嘩したり、そういったテンションでやってくれた方が盛り上がるような気がします。まぁ、言い過ぎかもしれませんが。
とにかく、硬派!くにお君レベルのガチさを見せてほしいのです。