ボートレース○○と呼ぶか、○○競艇場と呼ぶか、そのあたりは人によってわかれるかもしれません。

ちなみに、グンペーはボートレース○○…と呼びたいのですが、あえて○○競艇場と呼びたいですね。その理由はシンプルで、クラシカルスタイルの方が燃えるからです。

さて、今回はボートレースびわこで知られている、「びわこ競艇場」についてお伝えします。何だか、もうどっちでも同じやん!?と思われると思いますが、びわこ競艇場でいかせてください。

びわこ競艇場について

びわこ競艇場は、その名の通り、滋賀県の琵琶湖にある競艇場です。ちょっと余談になりますが、皆さんは琵琶湖にいったことがあるでしょうか。

僕は、なんらかの仕事の関係で一度琵琶湖を訪れたことがあるのですが、まぁ広いですねこの湖は。もはや海!というくらいの広さであり、滋賀県民の誇り的な存在ですので凄まじい何かを感じることができました。

さて、そんな琵琶湖ですが当時は競艇にさほど興味がなかったのでスルーしましたが、今思えばとんでもないチャンスだったのに…と悲しくて仕方がありません。例えば、びわこ競艇場は大津駅からもアクセスがよく、大津京駅からは徒歩で15分分以内or無料送迎バスで5分という最強の好アクセスなのです。

こういった地方の競艇場というのは大体交通機関がマニアック過ぎて車で訪れるほかないのですが、やはりびわこ競艇場。実力が違いますよ!

地味な存在だが…

さて、そんなびわこ競艇場。じつは、近年進化しつつある各地の競艇場と比べると大変設備が地味というところが難点だといわれています。

例えば、進化している競艇場であればコンセントがついているのは当たり前ですしドリンクも無料というサービスが展開されています。

しかし、びわこ競艇場はフリードリンク無し&コンセントなんかも有料席でもありません。要するに、ガチで予想するために訪れるべき…競艇狂のための競艇場でもあるわけです。

一説によると、琵琶湖自体が大変有名な観光地であるが故にそこで競艇をしているのであれば努力しなくても客が入るのでは…という意見です。

確かに、京都の清水寺あたりに漬物屋で出店し、「京都の隠れた名店!京の家庭の味なら○○で!」という宣伝文句さえぶらさげておけば、取り分けキャッチ風の声かけもいろいろ必要ないでしょう。まぁ、それがいいか悪いか知りませんが費用をかけず人が集まるのはイイことでしょうね。

グルメはあるからね!

さて、そんなびわこ競艇場なのですが、じゃぁ全てがしょぼくて楽しむべき場所はないの?というとそうでもないのです。 ほかの競艇場が暴走し過ぎていてテーマパーク化しているだけで、実際のところは普通に美味しいB級グルメなどが揃っているので楽しめること請け合いです。

まず、びわこ競艇場のグルメからチェックしていきましょう。びわこ競艇場の公式ホームページをチェックすると売店「ボートモンキー」の30年来変わることのない焼そばとたこ焼きがPRされています。

400円とちょっとお高めな金額ではありますが、まあ艇難中の定番ということで外せないグルメのひとつでしょう。 坂本が注目したのは、2Fに位置しているレストラン「ボートパパ」のホルモンうどん。坂本は関東の人間ですのであまり詳しくないのですが、ここのホルモンうどんは焼きではないところがウリで、「かけ」なんだそうです。

要するに、かけうどんにホルモンが乗っているのですが、これまた元気が出そうな逸品ですよね!また、びわこ競艇場は4Fにもレストランがあって今度は「ボートクィーン」というなまえのお店。

パパの下の階というところがリアルな感じですが、ボリューム満点の魅力的なメニューが揃えられています。まずひとつ目が「ビナちゃん定食」。

エビフライがなんと7本も投入されたバグッた定食であり、エビ好きの方であれば、“本数間違ってない(嬉)”という感じの贅沢定食となっています。

また、大津城を守ったとされている京極高次をイメージした「京極高次カレー」にも注目。

6種のフライが乗った、見た目の良さに一切こだわっていないカレーもこれまた絶品ですね。これだけ珍グルメが充実しているのですから、コンセントなんてびわこ競艇場には不要でしょう!

モーター出力がカギ?

さて、謎のびわこグルメはおいておいて、びわこ競艇場の特徴について考えていきましょう。まず、びわこ競艇場の水質は淡水。湖を利用しているので当然ですね。

じつは、気圧が下がることからモーターの出力がやや落ちるといわれているようです。

以前は荒れやすいためインコースが難しいとされていたのですが、あえて出力低減モーターが採用されており、インコースが以前より期待できるように変わってきているのだそうです。 とはいえ、1コースの1着率は40%代と低く、2〜4コースにチャンスがある万舟券が楽しめる競艇場でもあります。

どうやら、びわこ競艇場で強い選手は「びわこ巧者」、「波乗り巧者」とも呼ばれるようなので、地方の勝率が高い選手を狙ってもいいかもしれませんね。

びわこはおもしろい!

目立ったグルメも施設もないなかで、荒れやすく万舟券が出やすいという謎の魅力を放つびわこ競艇場。

ちょっとセオリー通りのレースに飽きて来た方は、「びわこ巧者」、「波乗り巧者」を狙って同競艇場で勝負してもおもしろいかもしれませんね!