夜中元気で昼は爆睡。 こういった昼夜逆転生活を楽しんでいる方は案外少なくありません。もちろんダメではないのですが、こういった方はデイレースではなく、ナイターレースでないと対応できないと坂本は思います。眠くなってしまいますからね。 さて、ここではあらためてナイターレースについて考えていきたいと思います。一体、ナイターレースってナンだっけ?

●ナイターの開催時間

競艇は、朝から夕方までやっているデイレースと夜やっているナイターレースが存在しています。 ナイターの場合、夜遅くから開催されると思われていますが、じつは大体午後2時半くらいから開催されており、終わるのが20時半過ぎ頃なのでナイターと呼ばれているようです。 日中のレースに比べるとナイターは、平日の仕事帰りにも立ち寄れますし、ただただ晩飯を競艇場に食べに来ることもできるので便利でしょう。しかし、ここで注意しなければいけないのがガチ予想したい方です。

●日中とは大きく変わる!

例えば、日中のレースで負け無しの人がそのままナイターで勝負をしたら大負けした…というような話はよく聞きます。 なんであんなに頑張ったのに…負けるんや!と思うでしょうが、デイとナイターでは正直、もう別もののレース状況となっていると考えた方がよいそうです。

●大きな違いはココ!

まず、昼夜の違いで大きなところは気温差でしょう。 誰もが予想できるところですが、春先や秋など昼夜の気温差がかなり大きくなっています。夏場であっても、30度が25度となることもあるので注意が必要でしょう。この水温はモーターの性能にかなり大きな影響を与えることはご存知だと思いますが、それに加えてレーサーなどがどこを指針にスタートするかなども変わってきます。 当たり前ですが、夜は照明ですので水面が照らされており日中とは違う環境になります。 まぁ、あり得ないですが日中しかレースをしたことのないレーサーが初めてナイターレースに出たら、おそらくぼろ負けしてしまうことでしょ。それだけ、大変なのです。

●どこでやってるの?

さて、数ある競艇場でナイターレースをしているのはごく僅かです。 ほとんどの競艇場がデイレースとなっているので、もしかしたら体験したことがない方もいるかもしれません。ナイターレースを展開している競艇場は、じつは7場。「丸亀ボートレース場」「下関ボートレース場」「若松ボートレース場」。 そして、「桐生ボートレース場」「蒲郡ボートレース場」「住之江ボートレース場」、「大村ボートレース場」となっています。 これから増えるかもしれませんが、逆にいろいろな問題で無くなっていく可能性もあるでしょう。最終的には1場だけになったりして…。それはそれで寂しいものです。

●若松ボートレース場の魅力!

さて、そんなナイターレースが行われている競艇場のひとつである、若松ボートレース場。じつは、ここには酒飲みが泣いて喜びそうな店舗が存在していることで話題になっています。 大体、競艇場というと定食屋か地味なフードコートといった印象ですが、若松ボートレース場には「炭火やき鳥 かっぱ」という、ガチンコの焼き鳥屋が存在しているのです。 その店構えもかなり渋く、一枚板をぶちぬいたような看板に達筆風の、「かっぱ」の文字が特徴的です。さらに、こういった場所だと定番であるアサヒスーパードライでもキリン一番搾りでもなく、エビスビールが用意されているという凄まじさ。 おそらく、デイレースメインの競艇場では需要が少ないと思うので、ナイターレースをしている競艇場ならではではないでしょうか。

●激渋でたまらない!

さて、若松の「炭火やき鳥 かっぱ」。 どんな商品があるか調べてみると相当アツいラインナップです。牛さがり、牛すじの煮込み、もも、鶏皮、つくね、ぼんじり、ホルモンなどとにかく多種多様な串ものの数。さらにウインナーなる商品もあるのですからたまりません。 エビス生ビールはもちろん、酎ハイなども用意されているのでその日のシチュエーションに合わせてお酒を利用いただくことができます。 ちなみに、購入した焼鳥には秘伝のタレ(からみそだれ)と呼ばれているものを自由につけられるそうですが、死ぬほど辛いのでギャグでつけたら失神の恐れアリ…です。これだけは注意しましょう。

●うどんを食って帰ろう!

若松ボートレース場はアツいですよね。たらふく飲んだ後は、洞海うどんへ。 なかなかココも面白いお店であり、焼きそばやふつうのうどんではなく、焼うどんが展開されています。 焼うどん定食なるものがあるなど、よくわかりませんが楽しそう。シメに焼うどんというのは酒飲みの定番かもしれませんね、洞海うどんの利用者であれば。 とにかくナイターレースは夜に開催されるレースがメインですので、うまいつまみと飯、酒を飲んで楽しむべき。坂本でした!