こんにちわ!坂本です! さて、徒競走などで皆さんが1位を取るのであれば、基本的にスタートダッシュを狙うはずです。当然ですが、せっかくのチャンスにスロースタートしてしまった負けてしまいますよね。 さて、それなのにもかかわらずなぜか競艇にはスロースタートと呼ばれる謎のテクニックがあります。なぜ、スローなのか…。 ここでは、スロースタートとお馴染み謎のグルメ情報を合わせてお伝えしていきます。

●なんでスロー!?

さて、まず今回の主題はスロースタートです。スロースタートは、その名の通り遅くスタートすること。スタートダッシュの逆と考えればわかりやすく、意図して遅くスタートするというテクニックです。 しかし、前述したように徒競走で1位を取るためには、どう考えてもスロースタートをするのは意味不明。 さらに、競艇は長距離走といったものでもありませんし、第1ターンマークが重要視されているスポーツです。一体、これはどういうことなのでしょうか。

●わざとではなかった!?

さて、スロースタートですがじつはこれ…わざとしているわけではないのです。 厳密にいうと、スタートラインから150m以内の地点からスタートすることをスロースタートと呼んでおり、1コースや2コースは必ずスロースタートなるのです。 その理由としては、コース取りをする際に先にボートの舳先をスタートラインの方向に向けた艇がインに入ることが原則とされているため、結果的にインコースを選ぶような艇はどうしてもスロースタートにならざるを得ないわけです。 まぁ、当たり前ですけどね。よくスタートの映像を見ると、3から6号艇はかなり後ろからダッシュで迫ってくるのにもかかわらず、1から3コースはゆったりとスタートラインを切っています。 つまり、スロースタートは別にわざと遅くして何らかのミスを誘っている…というようなテクニックではなかったわけです…。

●サルビアの渋さはスロースタート!

さて、そんな競艇場にはさまざまなグルメがあるわけですが、個人的にスロースタートだな…と思わせるんが、ボートレース児嶋内にある「サルビア」でしょう。 このブログでもたまに紹介しているかもしれませんが、とにかくボートレース児嶋は競艇グルメファンの中では比較的人気が高い場所として知られています。 まぁ、ボートレース児嶋といえばあの実況なのですが、グルメは全くもって非最先端。常にスロースタートです。

●このクラシカルさ…

さて、坂本がここでいうスロースタートというのは、とにかく早く走り続けて1位になってやる!売上と話題至上主義!というような店舗ではなく、あくまでオリジナルを追求し続けてのんびりと歩んでいる…という食堂のことをいいます。 まぁ、昔ながらの雰囲気を演出しているような、そんな食堂をスロースタートと呼んでいるようなものです。さて、この「サルビア」はそのスロースタートにもっとも近しい存在といえるでしょう。 なんといっても、社員食堂を思わせるシンプルかつ古めかしい雰囲気の店内内装。可愛らしい赤いずきんをかぶっているおばさんたちもそれに比肩するクラシカルぶりです。 証明もいい感じの電球を使っていますし、きっとボートレース児嶋で働いている従業員の方達もここで癒しの時間を過ごしているに違いありません。

●「サルビア」のメニューもイイ!

「サルビア」では、さまざまな食事が提供されているのですが、坂本が目をつけているのはラーメンセットとチャーハンセット。 まず、ラーメンセットがスゴいんです。ラーメンは醤油ラーメンがベースとなっているのですが、どことなく独自性の高い西日本らしいデザイン。なんとも言えない風味と香りが漂ってきそうな美味しさです。 さらに、そこにおしんこと揚げ物、みかん、サラダが入っています。そもそも坂本がスロースタート感を感じたのが、これにご飯がついているところです。 ラーメンライスとはよくいいますが、ラーメンにご飯セットで炭水化物祭りを「サルビア」が提唱しているところがスロースタートな印象を与えて最高です。価格もなんと600円。都内のクソラーメン屋は、「サルビア」の詰めを煎じて飲んでほしいところです。

●チャーハンセットはどうなのか!?

ラーメンセットがこれだけすごいのであれば、間違いなくチャーハンセットもすごいだろう。そう思った坂本は度肝を抜かれました。 なんと、チャーハンセットはメチャクチャ微妙なのです!お茶碗一杯分の古めかしいチャーハンが中央に位置しており、そこに餃子二個とインスタト風のわかめスープ。 おしんこもあるかな?これだけ、スロースタートなチャーハンセットは今時そうそうありません。ただ、これで550円。正直、50円出して坂本ならラーメン食べますね!

●時代遅れの男になろう!

ここでは、スロースタートや「サルビア」のスロースタート感満載のグルメを紹介しました。でも、いいんですよね。 スタートダッシュばかり狙っていたら、いつか誰かに追い越されますし、失敗したら誰も助けてくれません。 体力持ちませんし。いいんですよ、ゆったりで。「サルビア」のように、坂本も時代遅れの男になりたいです。