こんにちは!坂本です。 さて、皆さん日本にはさまざまな言葉が存在していますが、その中でも「いぶし銀」という言葉はご存知でしょうか。 当然、競艇が好きなような渋い皆さまであれば知っている知らないどころか、「座右の銘」にしたいと思っている方もいるはずです。 ということで、今回は競艇業界のいぶし銀。そんなレーサーを探してみました。ぜひ、男の中の男。 いぶし銀なレーサーをお楽しみください。

●いぶし銀とは?

そもそもいぶし銀とはどういった意味合いの言葉なのでしょうか。 いぶし銀というと、坂本は元ヤクルトスワローズの土橋や元巨人の篠塚、元中日ドラゴンズの今村なんかを思い浮かべてしまいますが、要するに個人的な見解では、「派手さは無いが、淡々と仕事をこなし結果を出し続ける渋い人間」といったイメージです。 実際にはどういった意味なのか調べてみると、どうやらいぶした銀のような風合いのことをいぶし銀と呼んでいるらしく、そのような目立たないけれども実力のある魅力的な人を指すそうです。 ベテランといった意味合いでも使われており、「派手さ、実力以上に評価されている」とかそういった次元を超えた、「たしかなスキル」を持っている方にもいぶし銀が使われています。まぁ、坂本の想像と大きくズレてはいなかったですね。

●下関競艇で発見!

さて、今回は野球ではなく競艇ですので、お馴染みボートレーサーの顔からいぶし銀大勝を決めていきたいと思います。とはいえ、全国区でやってしまうとキリがありませんし、さらに一般的な人ばかりが出てきてしまうので面白くありません。 ということで、下関競艇のHPに記載されている山口支部の中から、ベストオブいぶし銀を探してみました。いやぁ…なんかいいですよ、山口支部は。 いぶし銀のハンパではない数でしたので、ここで収まる程度に抜粋しました。では、早速山口支部におけるベストオブいぶし銀たちの顔をみていきましょう。

●森脇徹レーサー!

まず、山口支部の中でもとりわけいぶし銀の風格をアピールしているのが、森脇徹レーサーです。御年60歳の大ベテランであり、55期ということでかなりの古株といえるでしょう。 現在はB1レーサーとはいえ、この年でB1で活躍しているところがすでにいぶし銀です。 さらにとにかく顔。HPの宣材写真を確認した途端、誰もが老舗の中華料理屋のおやじといった印象を持つはずです。 イイ感じでシワの入った顔に、男らしさを感じさせず丸刈り頭。これがいぶし銀でなければ、誰がいぶし銀なのか?と、言いたくなるほどの風格に合格点を出したいと思います。

●加木郁レーサー!

加木郁。これ、なかなか一発で読める名前ではありませんよね。加木郁と書いて、かぎかおると読むそうです。加木郁レーサーも男性ですが、こちらいぶし銀の顔つきをしたいい感じの男性です。 現在はB1ですが、B1とA2を行ったり来ているようです。活躍し過ぎることなく自分のペースで闘っているといったところは、マジでいぶし銀と言わざるを得ません。さらに驚くべきことに48歳なので、アラフィフ。 それで未だにしっかりとAランクに入り込むのですから確かな実力を持っているといえるでしょう。さて、加木郁レーサー。やはりその顔つきがただ者ではない印象を与えます。柔らかくも勝負師の目、面長、ちょっと特徴的な鼻のかたちがいぶし銀度をアップさせています。 加木郁レーサーは、48歳。まだまだ山口支部で大暴れしてくれる、期待のレーサーですね。

●藤本佳史レーサー

ここまでご紹介してきたいぶし銀たちは、どことなく職人。そんな雰囲気の顔つきから勝手に選定してみたのですが、藤本佳史レーサー。 この方はとっても可愛らしく、おだやかでいい人そうな顔つきをしているいぶし銀です。優しそうといっても弱々しいわけではなく、ほどよい日焼けの感じとヒゲのそり跡、引き締まった雰囲気の小顔がレーサーとしてもいい雰囲気を醸し出しているのです。 さらに、藤本佳史レーサーはA2の地位を守り続けている上になんと52歳。奇跡もいいところではないでしょうか。 宣材写真はイエローのトレーニングウェアを着用していますが、とにかくハンパではないスポーツ感。これからの活躍も間違いないといえる、最強のアラフィフです。

●岡本慎治レーサー!

そして最後に紹介したい山口支部のいぶし銀。それが、岡本慎治レーサーです。御年57歳ということですので、そこそこのキャリアなのですがA2という驚きの実力の持ち主。 さらに岡本慎治レーサーの宣材写真は屋外で何かをしている時に盗撮されたような印象であり、渋く何か険しい顔をしています。 この顔やシワ、勝負師の目、ひげ剃り後…。もはや、いぶし銀という言葉のために生まれた、そんな風格さえ感じてしまいます。岡本慎治レーサーはこれからも活躍しそうですね。マジで、いぶし銀です!

●競艇の面白さ

ボートレーサーは寿命が長いといわれていますが、60歳を超えても闘っているのですからガチでしょう。いぶし銀のレーサーはこれからもどんどん生まれてくるはず。 今後も支部を変えて、勝手にいぶし銀グランプリをここで開催してみたいと思います!