ボートレース発祥の地としても知られている、ボートレース大村。 関東にお住まいの方はあまりにも遠方であることから訪れたことがない人も多いですが、地元や周辺地域にお住まいのボートファンには大人気の競艇場です。さて、そんなボートレース大村。 とってもキレイに整備されており、中でもフードコートが人気なのだそう。ここでは、ボートレース大村のグルメについて考えていきます。

●充実のフードコート!

ボートレース大村にはヴューイングカフェやフードコートなど、若者たちが喜びそうな素晴らしい施設が導入されています。 公式HPからも拝見できますが、とにかく近代的でデーパーや大型ショッピングセンターのフードコートを思わせる充実ぶりです。 競艇で勝つことばかり考えているオジさんにはヴューイングカフェの意味がわからないかもしれませんが、要するに競艇を見ながらお茶が飲める場所といったところ。とくに生産性もなく国に必要とされていないことを感じながら、ぼけっと水面を眺めていると心が荒みそうですね…。 いや、話がズレてしまいましたね!とにかく、ボートレース大村の充実ぶりはハンパではない。これが伝えたかったのです。

●うまそうなものが多い!

ボートレース大村のフードコートを見ると、多種多様なジャンルのお店が軒を連ねていることがわかります。 競艇場の中には居酒屋のような場所があったり、オッサンたちが御用達のモツ煮込みを出すような場所が多いですが、どことなくボートレース大村は若者向け。いや、ファミリーが訪れても楽しめそうな内容で構成されているようです。 から揚げ定食を出すうような感じのKARAICHIといったお店やひかりラーメン、お馴染みの佐世保バーガーを提供するお店もありそうです。 さらに、焼鳥を提供するお店にいたっては、店名がホームグラウンドですから最強。キノブタと名付けられている洋食屋さんは、お子さまでも楽しめそうなハンバーグなどが用意されています。 なんともほっこりするようなラインナップですが、坂本が目をつけたのはこのお店。そう、アソコです。

●昭和の味「東部苑」

ボートレース大村にたまにしかこない方であれば、前述したお店で楽しむと思います。せっかく佐世保まできたのだから…といった感じでしょうか。 しかし、大村周辺にお住まいになっている競艇狂いの方であれば、間違いなく昭和の味「東部苑」でしか食べなくなると感じています。昭和の味「東部苑」は、その名の通りこれといった特別なメニューを出すわけではないシンプルな食堂。 いや、フードコートなので食堂ではありませんが、それでも昭和の食堂を思わせるメニューが多数取り揃えられています。 しかし、画像をよく見てみると提供されているのは、ほぼ「うどん」か「そば」。そしてカレーライスにおにぎり、焼きそばなのです。オシャレで若者向けの飲食店が多いボートレース大村の中でも、とりわけオッサン向けにこしらえられている店舗。 さらに、メニューを確認するといなり寿司を、「イナリ寿司」と表記するレベルの高さもポイント。本物のボートファンであれば、昭和の味「東部苑」をチョイスすべきでしょう。

●うれしい内容!

昭和の味「東部苑」では、うどん定食なる不思議なものがあります。 うどん定食というこは、うどんがメインなわけですがしっかりと昆布だしの効いたハイレベルなうどんだ、と評判です。 しかし、定食というだけあってその備え付けが奇跡。しっかりと具材が乗っているうどんを提供しているのにもかかわらず、なぜか新香付きの白米と煮物がついてくるのです。うどんをおかずに飯を食う。 いや、先にうどんを食べた後に白飯をぶっこむ、そんな食べ方も正解なのかもしれません。ちなみに、うどん定食は500円で食べられるということで腹ぺこギャンブラーたちにとっては嬉しい価格。毎日でも食べたくなるような、心温まるまさに昭和の味ですね。

●出来立ての焼きそばも食べられる!

昭和の味「東部苑」では、さらに驚きのメニューが存在しています。それが、「出来立ての焼きそば」です。は!?と、思われた方も多いかもしれませんが、冷静に考えてみてください。 こういった鉄火場の売店というのは、大抵は焼きそばを先に作り置きしておき、それを温めるなりホットスナック用の箱に入れて保温しておくといったのが一般的でしょう。しかし、昭和の味「東部苑」は違います。 なんと、焼きたてを食べたいといえば、焼きそばを3分ほどで作ってくれるのでできたてが食べられるのです。案外これ、レアなのではないでしょうか。こういった心配りも、昭和の味「東部苑」らしいですね。

●焼きそば食べて万舟券!

ボートレース大村の伝説、昭和の味「東部苑」についてお伝えしました。焼きそばいいですよね、ビールが飲みたくなりますよ!昭和の味「東部苑」。ぜひ、ここに立ち寄った後にあり得ない額の万舟券をゲットしてください!