とにかく俺は史上最強のケチ!全然自慢になりませんが、そういった誇りを持って競艇場を訪れている方もいるでしょう。 それだけケチな発想を持っているのにもかかわらず、なぜか競艇はやる…という意味不明な展開ですが、とりあえず競艇場はお金がなくても十分に楽しむことができるレアな鉄火場です。 ここでは、どれだけケチな方法で競艇を楽しむか、その方法について考えていきたいと思います。

●競艇場はドケチ向き

まず、競艇場に入る際に注意したいのが入場料がかかること。 入場料といっても100円ですが、ドケチな人にとってみれば大金。なかなかそのお金をかけてまで入りたくない…といったこともあるでしょう。しかし、この入場料を渋るヤツは基本的にドケチではなくただの貧乏人。 本当のケチというのは、“使うべき場所で使い、使う必要のない場所でしめる”といった発想を持っているのです。 ドケチな競艇ファンは、100円を当たり前のように支払います。そもそも100円であっても有料といった施設に人は集まりません。 パブリックな場所と違い、競艇に興味がある方だけが訪れることから居心地が良く精神的にも癒されるのです。近くの公園には親子連れやカップル、うるさい学生がたむろしているものの、競艇場は真剣勝負をしにきたオヤジが無言でビールを飲んでいる…。 この環境をたった100円でゲットできるのが、競艇場の魅力なのです。

●100円で豆買い可能!

これは坂本が何度も伝えていることですが、競艇や競馬、競輪、オートレースといったものは100円から賭けることができます。豆買いなんて言われてバカにされることも多いですが、そんなことは知ったことではありません。 仮にバカにしてくるヤツのいいなりになったところで、そいつはこちらを褒めませんしビタ一文だしてくれませんからね。 自分に何ら影響を与えないヤツの意見を聞くだけ無駄であり、無意味であることはここで覚えておくべきでしょう。さて、話を戻します。 競艇は100円から楽しめることは周知のことですが、実際ギャンブルをする際に100円からできるものというのはそうそうありません。パチンコにスロット、麻雀、カジノ。とても100円ではできず、結果的に数千から数万円はかかってしまいます。 しかも100円の舟券を購入したら次のレースが開催するまで数十分あるため、その待っている時間もドキドキです。ここまでコスパ良く楽しめるギャンブルは、競艇以外に存在していない。そういっても過言ではないのではないでしょうか。

●さらに当たる

さらに驚くことが競艇にはあります。 それが、舟券が当たるということです。もちろん100%当たることはあり得ませんが、競艇の場合1コースの勝率が5割を越えているため6レースに100円を賭けていれば半分は戻ってくる…という計算が成り立ちます。 どうでしょうか。100円であっても、“当てた!”という感覚はかなり強く印象に残るはず。冷静な顔でその結果を見ているものの、どんな人であっても心の中では“うおっしゃ!”とガッツポーズをしているものなのです。

●そしてこのメリット!

さて、ここまででいくら競艇に使ったでしょうか。まぁ、6レースを観戦したとして数時間。3レース当たっていたとしたら、入場料含めて400円しかかかっていません。 まさか、ここまで楽しめるのにもかかわらず400円というのはあり得ない金額ではないでしょうか。とはいえ、飲み食いせずに数時間も競艇場にいるのはさすがにキツ過ぎます。ある程度は、贅沢な時間を過ごしてゆったりしたいところです。 じつは競艇場の多くにはフードコートが存在しており、そこではお茶や水が飲み放題。まぁ、飲み放題というと聞こえが悪いですが、無料で提供されているといった感じで伝えましょう。 そしてコロッケなど、そういった総菜であれば100円前後で購入できることから、これで十分腹ごしらえができるわけです。しかし、坂本はもう一歩足を踏み込みたいと考えています。 それが、この水とお茶の最強利用方法です。

●割ってしまう

これはイケナイので真似しない方が身のためですが、自宅から大五郎などを入れたペットボトルを持参しましょう。 コロッケなどを購入したら、提供されている紙コップに水またはお茶を注ぎ入れ、そこに持参した大五郎を半分くらいで割ってしまうのです。どうでしょうか。いきなり甲類焼酎の水割りの完成です。健康を気にするのであればお茶割りでもいいでしょうね。 そこにはソースどばどばのコロッケがありますから、十二分に酔っぱらうことができます。さて、これで500円。なんと、一日大い遊んで当てて、飲み食いしてたった500円で満喫できるのが競艇場なのです。

●ドケチ過ぎてもイイんだよ!

ここでは、競艇場の最強ドケチ的楽しみ方をお伝えしました。これ、お金を持っている人は多分我慢できずに泣いてしまい、高額なつまみとビールを購入してしまうと思います。 しかし、本当に金がない方にとっては最強のエンターテイメント施設となるでしょう。ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか。