オリンピックが開催されましたね。こんにちは、坂本です。オリンピックには競艇はありませんし、これから先も一生ないと思います。
しかし、何となく競艇選手がオリンピックに出たとしたらいろいろと競艇の見方も変わってくるかもしれませんよね。
坂本は思うのですが、全世界で競艇選手を競わせるのではなく予想する側でオリンピックを開催すると時代が変わってくると思っているんです。その内容をここでお伝えいたします。
●競艇は世界ではできない
モーターボート。要するに競艇はモーターで動かすボートがないとそもそも競技ができないことになります。
その環境だったり、競技としてルールをつくったり、会場を整備することを考えると全世界でおこなわれるというのは、非現実的な内容と考えることができます。
南国はお金持ちの国が少ないので厳しいですし、ノルウェーなど北部の国も寒過ぎて練習が冬できませんよね。そもそも雪がかなり降るような場所では競艇自体をおこなうことができので、オリンピック競技になることはないのです。
しかし、一方で予想はどうでしょうか。予想をする上ではとくに世界中、どこの場所でも環境が整う必要はありません。
ネットができたり放映チャンネルをつくればよいだけであり、平等に誰もがチャレンジできる、そんな環境づくりをすることができます。
●競艇予想はスポーツか?
予想することはスポーツではなくギャンブルです。しかし、冷静になってみましょう。6艇が水上で戦う競艇ですが、終わった後は選手たちは何となくシンプルな顔つきをしています。
優勝した方も中には冷静であり、まぁ次もあるし…程度のレベルで感動といった形ではないことも少なくありません。
しかし、一方で予想していた人たちはどうでしょうか。血管がちぎれるように怒号を浴びせている方もいれば、多くの方が叫び応援を続けています。要するに試合をしている選手たち以上に、なぜか予想をしてい観客の方が盛り上がってしまっているのです。
さらに中にはあまりにも熱くなり過ぎてしまい、予想していた人同士が喧嘩になることだってあります。
要するに、競艇をオリンピック競技にするくらいであれば、予想をする人たちで競い合うと面白いのではないでしょうか。
●世間に認められる
“予想をオリンピックにするってなにか意味あんのか?”と思われる方もいるでしょう。
では、マイナースポーツがオリンピック競技になる理由はどこにあるのでしょうか。関係者が嬉しいとか、グッズが売れるとか、認知度が高まるとかそういったメリットがあるでしょう。
しかし、もっとも大きなメリットは“そのスポーツが見直されること”、そして“競技なのでそれをすることは、正しいこと”と認識されることなのです。
●スケボーを考えろ
例えば、スケボーが今年は競技となっていました。スケボーというとちょっと不良が遊んでいるとか、スケボーを常に使っているとか“世捨て人”のようなイメージをもたれていると思います。
例えばあなたの親戚の30歳が毎日スケボーをしていると聞けば、“おい、大丈夫か?あいつ”とおもってしまうはずです。
しかし、オリンピック競技になったことから多くの人に、“スケボーはスポーツである”と認識されるようになりました。さて、これが競艇予想になったらどうでしょうか。
●確実に見方が変わる
時間がある時に何をしているかといわれて、競艇予想と答えたとしましょう。間違いなく廃人だと思われますし、合コンでアピールした時に5人男性がいたら順位はぶっちぎりの5位に順位づけられることでしょう。
当たり前です。多くの人たちは競艇予想をしているというと、借金まみれとか趣味がないとか、アホな夢を見ているなど、言いたい放題です。
しかし、競艇は知的なスポーツであり予想をするのは株価を読むより難しいでしょう。そんなアスリート並みの脳みそを使う競艇だからこそ、オリンピック種目になると変わるのです。
そもそもフランスやアメリカ、ポルトガルなどそういった国の人たちが三連単を狙って、世界中から集まり競艇をみながら予想して誰が一番当てるかなんて、前代未聞。
ここで金メダルを日本人のオジさんが取ったとしたら、相当盛り上がるとは思わないでしょうか。
●練習しようがないか?
しかし、ここまでお伝えしたものの競艇予想がオリンピックになることはありえません。基本的に不確定要素が強過ぎますし、そのレーサーの気分によっていろいろと変わってしまいます。
つまり、どんなに練習しようとしても負け込む可能性が多く、一度も競艇を当てたことがない人が出て金メダルをとってしまうこともあるのです。
それでは、借金を重ねてまで競艇予想をしてきた人たちの立場がありません。残念ですが、競艇予想の世間的な支持を得られる日はこないかもしれません。
いいんです、もう誰にも認められなくなったかまいません。坂本は競艇予想をし続けますし、オジさんとして生きていきますよ…。