あなたはまだ、多摩川競艇の全てを知らない。と、いわれても当たり前。
多摩川競艇など、関東の人間くらいしか立ち寄ることがありませんからね。
さて、そんな多摩川競艇にある名物食堂といえば、ウェイキー。誰もが驚く、「牛炊」を出すことで有名で、あの激辛(信憑性には欠けるが)口コミサイト、食べログで3.33をたたき出している名店中の名店です。じつはこのウェイキー。
「牛炊」だけではありません。ぜひ、その内容をチェックしてください!
●名物がじつは多い
ウェイキーの名物といえば、前述した牛炊とモツ煮です。
プロを自称する人たちの場合、モツにビール、そして牛炊には白米をぶち込むといった愉しみ方をしているようです。
しかし、坂本が多摩川競艇のプロたちから話を聞くと、そういったものを頼む人は観光客か素人だけ。
毎日、浮浪者のような生活をしている自分たちにとってウェイキー最強のメニューは、ほかにもさまざまある!とのことを聞きました。一体、ウェイキーには何があるのでしょうか…。
●この人たちには敵いません!
まず、ウェイキーで腹ごしらえをする人たちは、ラーメンかカツカレーを頼むそうです。
写真を見る限り、シンプルでいかにも食堂のカツカレーとラーメンといったニュアンスなのですが、ここをチョイスするところはたしかにツウな雰囲気を醸します。
築地に行ったのにもかかわらずパスタや牛丼を食べているくらい、訪れなれている印象を与えます。さらにウェイキーには串カツだったり、串モツといったサイドメニューがあるのですが、それを選ぶことは無し。なんと、酒はチューハイ、そしてつまみはごぼうチップスかキムチと言っていました。
もはや、ウェイキーでなくてもいいのでは?と、思ってしまうこのチョイス。この連中には敵いませんね。
●勝負師たちは次元が違う!
基本的に競艇場に毎日のように訪れてる人というのは、完全に勝ちに来ているか世捨て人です。
そのため、名物グルメなどそういったお客を集めるためのものに目もくれません。
坂本はいつも思うのですが、こういった勝負師たちは何を考えているかわかりません。
とはいえ、カッコイイと思ってしまう自分もいます…。まぁ、男ですよねこの人たちは。坂本はなかなかその域に達することはできませんが、20年後、きっとウェイキーでキムチだけを注文する男になっていると思います…。