おはようございます、坂本です。冬は寒いのですが、競艇だけは激アツ!各競艇場は夏が365日続いているような熱気に包まれています。
さて、そんな競艇ですが僕ら坂本は大の初心者です。今回は、基礎中の基礎でもある大時計について考えていきたいと思います。
大時計って、競艇にとっては心臓部のようなシンボルですよね。早速、いってみましょう!
競艇の大時計とは?
競艇場にいくと、めちゃくちゃでかい時計が鎮座しています。これが、大時計と呼ばれてる代物で正式には「発走信号用時計」と呼ばれています。
大時計という名は、恐らく大きな時計であることからそれがそう呼ばれるようになっただけでしょう。
さて、この大時計。スタンド中央の水面よりというのが基本の位置だそうで、スタートラインから40mラインの中央部を向いているように設置されています。
さらに、直径は3m以上と定められているので、3m以下の場合は大時計と認められないということです。
まぁ、競艇場にある大時計は基本規定を守っているので、自宅の庭などに大時計を自作してつくりたい場合は3m以上を目指してこしらえることが重要ですね。
競艇の大時計の仕事
この大時計、ただ競艇場のお飾りとしてのシンボルになっているわけではありません。まず、スタートの2分前に表示灯を出す役割があり、1回転1分の白い針と1回転12秒の黄色の秒針がレースにおけるさまざまなタイムの指標となります。
フライングスタートで大活躍!
競馬や競輪など、そういったレースのように横一列でよーいドン!
ができないところが競艇の難しさであり、楽しさ。フライングスタートといわれる独特のスタート方法が採用されている競艇において、この大時計が大活躍しています。
まず、前述したように大時計は2分前(スタート120秒前)にピットアウトが開始されます。小回り防止ブイを目指して、1号艇から6号艇が走り出します。
この時、大時計は文字盤上の二つのランプが点灯していますが、これがこれが指針となっているようです。そして、スタート50秒前から30秒前になると各艇は待機行動に入ってきます。
ここでのコース取りがレースの勝敗を決めるといっても過言ではないため、各レーサーがしのぎを削ってコースを取り合います。これも、大時計を見ているとよくわかるのでチェック必至です。
そして、12秒前になるとアウト艇がスタートラインにダッシュし始め、ほか艇もスタート!
大時計はこの時に白針が隠れ、1周12秒を計る黄針が動いていき12時の方向を差します。そして、大時計の黄針がふたたび動きだし12時をさした瞬間に各艇がスタートダッシュ!
この1秒後の間にスタートラインを通過しないとならず、早ければフライングで遅ければ出遅れとなり、返還欠場となるためレースに参加できず失格。
こういった厳しいスタートをおもしろくさせているのが、大時計の仕事といえるのです。
大時計にはロマンが詰まっている!
競艇ファンは、この大時計に心を奪われています。坂本も、この大時計を見ていると不思議とドキドキしてきて興奮してしまうクチです。
競艇初心者でも上級者でも、大時計にロマンを感じています。ぜひ、アナタも競艇場に行ったら大時計をチェックしてみてくださいね。