競艇がお好きな方は多いと思います。

坂本も競艇は大好きですので初心者でありながらこういったブログでその思いや情報を発信し続けています。

さて、競艇というとどんなイメージがあるでしょうか。当てやすい、激しそう、危ない人が多そう…。とにかく、いろいろなイメージがあると思いますが坂本はひとつ提言したいことがあります。

それが、“競艇をする人=いい人”というイメージを生み出すことです。その理由をお伝えさせてください。

競艇はヤバいヤツが多い?

まず、競艇はボートレースとも呼ばれる公営ギャンブルです。

数多くのレースが至るところで開催されており、6艇出走するレースを我々一般人が賭けて楽しむ“大人のお遊び”とされています。

もちろん、レーサーは自分の生活がかかっているので必至で走りますし、ファン商売な部分もあるのでさまざまなイベントも開催されて常に盛り上がりを見せています。

さて、そんな競艇ですがイメージとして、“ヤバいヤツが多い”という部分があるようです。

前述した通り、競艇はギャンブルですのでクリーンというよりはグレーな部分があるでしょう。おみくじで大吉が出ますように…!と、願うようなレベルではなく、当たったらお金が配当として戻ってくるため真剣に勝負をしているギャンブラーが数多く会場内にいるようです。

となると、血眼になってレースと対峙するためイカれてしまう人も多く、正直“近寄り難い”シチュエーションになっていると考えられるのです。

余裕がない?

しかし、冷静に考えてみればイカれてしまうのも無理はありません。

例えば、お金持ちの人にとって1万円ははした金でしょう。しかし、とある人にとって1万円は一ヶ月生活できる大切なお金かもしれません。

後者が、ボートレースで1000円を賭けるということは、命を削っているレベルの勝負をしかけていると考えられます。

普通、“じゃあ、競艇なんかせずに働け”と思うでしょう。しかし、競艇をする一部の人たちは変わった発想の方が多いことから、今あるお金を競艇で倍増させたいと思って勝負に出てしまうのです。話を戻しましょう。

これだけ生活に行き詰まっている人が競艇に勝負を賭けていれば、そりゃあ血気盛んになりますし、聞きたくもない罵声もレーサーに浴びせてしまうでしょう。要するに余裕の無さから周囲の人間に恐怖を与えてしまい、翻ってそういった人が目立つことから競艇が恐れられているわけです。

いい人キャンペーン

すべきだしかし、そういった人たちの気持ちはわかっても競艇の評判を下げるような存在だったら放置しておくわけにはいきません。

どうにかして、競艇を普段しない人たちが楽しめるように改善していく必要が出てくるでしょう。

そして、坂本は思います。恐らく多くの人たちは危ないと思われる人を排除しろと思うでしょうが、僕は逆にその人たちが改心して他人によいことをする…という流れをつくった方がよいと思うのです。

例えば、初めて競艇場に来た人に競艇の楽しみ方を教えてあげるとか、勝ち負け関係無く勝った人を称えるという文化。

そして、レーサーたちの魅力を教えて上げるという雰囲気になったらどうでしょうか?ぐっと競艇というギャンブルがおもしろく、そしてクリーンなものに感じられるようになるでしょう。

難しいことはありません。一人一人が困っている人に笑顔で声をかけて、自分の知識を教えればいいのです。

●先人たちが未来を構築すること

近年、有名タレントを使ったボートレースの魅力をCMなどでたっぷりとアピールしています。

それは悪いことではありませんし、これららも積極的に行なって欲しいと考えます。

しかし、かっこいいというイメージで若者を引き寄せると同時に、競艇場に行ったら素敵なオジさまたちがいる…というようにした方が良いのではないでしょうか。

僕は美味しんぼが好きなのでよく読んでいましたが、ワインの回に感銘を受けました。

ワインブームを叩くという新聞社の方針で集まった有識者に、初心者…要するににわかファンたちをけなすという企画を主人公の上司が企てます。競艇もそうでしょう。

細かなことを知らずにかっこいいから入ってくるにわかたちに、厳しい声をかけているのではないでしょうか。漫画でもそういったやり取りが行なわれ、有識者たちは初心者たちを嘲笑し、それを上司は記事にしろとまくしたてます。

しかし、山岡はいうのです。愚劣過ぎると。むしろ、ワインに先に目覚めた先人が優しく初心者を導くことが重要で、寄せ付けない態度を取るのはゴミ以下の所行だよ…というのです。

競艇も同様。先にこの世界の魅力に気がついた人であればあるほど、競艇を知らない方にPRし、ファンを増やしていく活動をすべきではないでしょうか。

競艇ファンは、分裂してはいけません。それだけパイが小さいのですから、ワンチームでいきましょうよ!坂本は、気持ちのよい楽しみ方を競艇のプロたちに提案していただきたいです!