あれ?おおしまさん?といえば、「こじまだよ!!」が定番化してきている昨今。

こじまだよ!

という声を聞く度に、児島競艇場を思い出してしまいますね。

岡山県倉敷市南部に位置する児島競艇場。ジャパニーズデニムの聖地であるこの場所は、ある意味でボートレースの聖地ともいわれています。ここでは、児島競艇場についてお伝えしていきます。

●旅行がてら楽しめる!

児島競艇場がある児島は、瀬戸大橋が通っている半島で観光客も多く訪れる人気の観光地として知られています。

じつは、児島競艇場の周辺は海ということで飲食店がかなり多くあり、ちょっとした旅行気分で競艇場を訪れる方も多いという隠れた人気スポット。アクセスも、もよりの駅から無料シャトルバスで5分でアクセスできることからお酒を飲みに遊びにくるような人たちもいるようです。

さて、そんな児島競艇場。屋内500人収納大型イベントホールが用意されていることで知られており、ここでの抽選会やイベントは大いに盛り上がると話題。

見た目的にはとっても古い印象の競艇場なのですが、女性カップルシートや子どもが喜ぶ「ガァ~コランド」などが用意されているところが特徴といえるかもしれません。

●競艇場内は地味なグルメ!

さて、周囲に数多くの飲食店があることから、恐らく外で飲み食いをして競艇場に訪れる方がほとんどではないでしょうか。そうなると、競艇場も館内をグルメストリートにする必要がなくなることから地味な食堂などがメインとなっています。

ちょっと残念と思いながらも、案外こういった普通の食堂のグルメが美味しかったりするので坂本は好きなんですけどね。

さて、児島競艇場で特に有名なのが3Fに位置しているナデシコです。ナデシコというなまえの割におっさん臭が漂っているこの場所ですが、メニューがかなり豊富なので毎日通っても空きません。

まずは、濃い系の味付けが人気の牛丼。すき焼き丼のような感じですが、特にこれといって特徴的な部分はありません。

次に、たこめし。これは、たこを煮込んだご飯であり330円という破格の安さから多くの人たちに愛されているのだそうです。たくあんもついているので、ほどよい食べ合わせが楽しめそうです。

さて、4Fにいくと今度はカトレアという食堂があるようです。なまえと内容がちぐはぐなイメージですが、それもまたいい。肉そばやからあげ定食、なぜかおでんなども販売しています。ゆっくりと予想をしながらご飯をつまむ…というのもオツです。

グルメが充実している競艇場もとっても魅力的ですが、あくまでこういったクラシックスタイルのグルメを食べ歩くというのもいいものでしょうね。

●万舟券の宝庫!?

競艇をやるのであれば、やはり万舟券を狙いたい…というのが基本的な思いだと思います。

予想しやすい競艇場もいいのですが、やはり100円が数十万円になる…という夢のような舟券を当てたらテンションバカ上がりでナデシコのたこめし100杯食べたくなりますからね。おもしろくなかったですね…。

さて、児島競艇場の特徴ですが、なんといっても瀬戸内海の海水を利用している天然のコースというところがポイントです。

風が強かったり、満潮時は差しが有利になることが多いといわれており、それが要因で万舟券が出るといわれています。

干潮時は水面が穏やかなのでシンプルなレースになるのですが、とにかく荒れた日はおもしろい。絶対にギャンブラーだったら賭けたくなるようなレース展開となるでしょう。

●重賞は避けるべきか?

児島競艇場を紹介してきました。

なんと、重賞レースとなると1コースの1着率が7割近くなるそうなので固いレース展開が予想されます。荒れ模様を確認するのであれば、満潮時の一般戦といったところでしょうか。

周年記念(G1)のキングカップ、企業杯(G3)のシモデンカップは楽しむ程度に、ガチで戦うのであれば一般戦で坂本は楽しもうと思います。