競艇にはゆるキャラが多数存在しています。

“競艇って知ってる?”と、会社の仲間に聞いて“え?住之江の次のSGっていつだっけ?”と答えてくれるような人は恐らく存在しないと思います。それくらい、競艇というのはマニアックな存在。

しかし、なぜかめっちゃ【ゆるキャラ】が存在しているのです!坂本は、このブログでそれを何度か伝えてきています。

さぁ、今回はラストラン。競艇における『ほか、ゆるキャラ』たちをご紹介していきます!

●これでいいのか?

さて、お馴染み競艇のゆるキャラたちのご紹介。

まず、ちょっとチェックしていただきたいキャラがいます。それが、「宮島競艇場 モンタ」。

モンタ…ということで、「みの」とか「よしのり」的なことを考えた方はちょっと年代がバレますね。

まあ、どうでもいいのですが、このモンタ。結構、オフィシャルの画像が雑というか何ともいえないタッチで仕上げられています。

まぁ、なんといいますかウインドウズのお絵描き的なヤツで「猿を書いてみよう大会」を身内でやった時のもっとも上手なヤツ…という…テンションです。

ただ、ゆるキャラですのでまったくこういった内容は問題ないと思います。むしろ、“ゆるい”というテンションから考えたら大正解でしょう。

しかし、モンタは宮島競艇場。もっと、ほかに宮島を代表する何かがいたはずなのです。猿って…。まぁ、こういったところも競艇が愛され続けられているポイントなのかもしれません。

●何か起こる可能性大?

次に紹介したいのが、「下関競艇場 シーモ・シーボー」。

ふぐで有名な下関にある競艇場のゆるキャラである彼らですが、どうやら海賊をイメージして作成されているようです。

個人的にはまったく問題ないのですが、ちょっと気になるのがそのタッチ。ボートに二人、男の子と女の子が乗船しているのですが、女の子の方がどことなく、“いやらしい雰囲気”を醸し出しているのです。

男の子というと、何かバイキング帽に剣、黄色のロンTという感じで幼さ爆発。まだまだ、そういったことをするもしないも理解できていない、“小学生”といった感じです。

しかし、女の子は金髪にくりくりおめめ、さらに肩出しルックのワンピーススタイルということで、これはいかにも危険な雰囲気。

さらに、男の子は後ろで女の子が手前に乗船していることから、もし女の子が後ろに寄りかかったら…。彼の持っている疑似の剣ではなく、彼の…言わせねえよ!

まぁ、こういったゆるキャラもレア的にいるところが競艇のおもしろさかもしれませんね。

●可もなく不可もない安定キャラ!

さて、ゆるキャラというと少々尖っていたほうが覚えられやすく、熱狂的なファンを獲得できると考えられています。

しかし、これは競艇場のゆるキャラですから、そこまで熱心にデザインする必要はないと言われればそれまでです。

例えば、「若松競艇場 かっぱくん・わかちゃま・こひめちゃん」。呼び名が多い系の厄介なゆるキャラですが、デザインはいたって普通。緑と青を主体にした河童をイメージしたものであり、水=河童というひねりくもクソもない普通のキャラに落ち着いています。

また、「徳山競艇場 すなっち」はスナメリというイルカ風のものをイメージしたものでこちらも一般的。可愛らしいですが、まぁ特段話題に挙げるような感じではありません。

「唐津競艇場 か・らっきー」は、少しデザインがこっている風ではありますがイルカをイメージしており、唐津からのか・らっきーというネーミングに何か心揺さぶられるところはありません。ただ、競艇は舟券を購入してお金を稼ぐため、遊ぶためにある場所ですので、ゆるキャラなんかに心を砕く必要はありません。

まぁ、熱心な競艇ファンが多く訪れる…というところはこういったゆるキャラは二の次、三の次といった扱いなのかもしれませんね。

●凝っているところは凝っていた!

“まぁ、競艇のゆるキャラたちに個性を求めてもねえ…”と思っている方も多いでしょう。

坂本も、全く同感です。とはいえ、凝っているところは凝っているから困るんですよ。例えば、「芦屋競艇場 アシ夢」。

アシム、ということでしょうが、地球儀のよな丸い姿をベースにちょっとひねられたデザインとなっており、ほかに類を見ない独創性のあるデザインが魅力です。これは、さっきの河童さんとは一線を画す印象のデザインです。

そして、「福岡競艇場 ペラ坊」。何をモチーフにしているのかはよきくわりませんが、キングと名のついた王冠に1位のメダル、さらにマントにボートレーサーのユニフォームという、NO.1!を、意識させる気合いの入るゆるキャラデザインとなっています。

福岡らしい…というか、とにかく競艇で勝てそう、というイメージが強いかもしれません。そして、最後は「大村競艇場 ターンマーク坊や」。

確実に、なんかのパクりなのはわかるのですが、それでもアメリカンテイストで何となくシャレオツ。やっぱり、デザインに凝っているところもあるんですよね〜。

●競艇は奥が深くておもしろい!

勝つか負けるか、そんなことばかりに集中しそうですが…競艇はゆるキャラ含めていろいろと楽しめるポイントがあります。

ぜひぜひ、お気に入りのゆるキャラを見つけ、その競艇場で万舟券を出せるラッキーボーイとして扱ってみてください!