競艇は我々にとってギャンブルですが、選手にとっては戦場。土俵に金が埋まっている…というレベルで、水上には金が眠っている…といっても過言ではない状況でしょう。
さて、坂本は競艇グルメを紹介し続けているわけですが、選手たちは日中どんなものを食べているのでしょうか?ここでは、競艇選手がレースの最中にどんな食事を食べているのかチェックしていきましょう!
●江戸川の話
ボートレースは公式でユーチューブチャンネルを持っているのですが、そこでレーサーが日中どんなものを食べているのか簡単に特集していました。
例えば、デパートに勤めている店員さんなどは普通にテナントで弁当を買ったりしていますが、恐らくレーサーは競艇場内の売店を利用するということはないでしょう。お客さんの邪魔になるだけでなく、人気選手だったらファンが囲んでしまって大変なことになります。
となると、レーサーたちは弁当などを持参して選手ルームなどで食事をしているのでしょうか。じつは、各競艇場には選手や関係者のみが利用することができる、「選手食堂」が存在していたのです。
●いろいろなメニューがある
競艇が行なわれている時期、選手たちは外部との接触を避けるために選手寮的なところに缶詰されます。スマホも没収ですしアルコール自体も禁止。
まぁ、お菓子などは食べられるようですけどね。とはいえ、選手たちがバランス良い食事を摂取できるようにその種類は豊富。和洋中、さまざまなメニューがバイキング形式で用意されているそうなので食が好きな選手にはたまらんでしょうね。翻って昼はどうでしょうか?選手食堂とはいえ、そこは狭い空間であるが故にメニュー量もしょっぼいイメージがあります。
しかし、そこは競艇!ちゃんと選手の体や好みのことを思ってか、さまざまなメニューが用意されていたのです。江戸川競艇場の選手食堂のメニューを拝見すると、魚定食から肉定食、中華麺、日本そば、うどん、カレーライスとそのメニューの豊富に驚きます。もちろん、これらは主役系の食事ですので副菜などもこれにプラス。
野菜類から主食類、ドリンク類などさまざまなものが選べるので案外、至れり尽くせりなのだそうです。
●人気メニューがある!
競艇場にはさまざまな売店やレストランが用意されており、その場所によっても人気メニューが変わってきます。
そうなると、当然選手食堂もそういった人気メニューがあるのかもしれません。地元レーサーは別として、レースによっては全国各地を飛び回っているレーサーも少なくありません。
そのため、各地個性を出したメニューで選手に喜んでもらうことにより、○○の○○は絶品やん!?というよい噂が広がっていくのではないでしょうか。では、ここでは選手食堂における人気メニューをいくつか紹介していきましょう。
●人気のメニューについて
まずは、特集されていた江戸川です。江戸川競艇場は東京都にある競艇場であり、基本的に個性的…というよりは普通の食事がメインでした。
しかし、案外人気が高いのが担々麺風のつけ麺。調理を担当しているおっちゃんがいろいろと説明していましたが、なんと2分で完成するとのこと。このスピード&ほどよい甘さと辛みがレーサーたちに人気なのだそうですよ。
さて、その平和島競艇場はどうでしょうか。平和島の選手食堂で人気なのは担々麺。わかめにネギ、肉、ほどよい辛さが楽しめる本格的な仕上がりが坂本の気持ちを盛り上がらせます。次に児島競艇場。
担々麺と来たらもっと豪華か…と思いきや、なんと焼そば定食!坂本は関東の生まれですのでお好み焼きやたこ焼きより、焼そばがメインの食生活をしてきました。
そもそも焼そばというのは、それ自体が主食であるが故にほかは汁物程度で終わり。焼そばにキャベツや人参、もやし、肉などが入っていれば全てを摂取できるので完全食といっても過言ではないでしょう。
しかし、児島競艇場はワンランク上。なんと、焼そば定食ですからね。ご飯に漬物、そして焼そば、卵焼き。お好み焼き定食がある関西地方の洗礼を浴びせられた…という気持ちです…!
●ご当地を守っているところもあります!
さて、選手食堂でご当地系を守っているところもあります。それが、1着率ナンバーワンで知られている大村競艇場。
しっかりとちゃんぽんが人気だそうですので、何となく安心ですよね。地元のレーサーたちもせっかくだから…ということで食べているのかもしれません。野菜たっぷりですし、カマぼこでヘルシー。
坂本もめちゃくちゃ大好きですよ。ちなみに、大村競艇場は佐世保バーガーやカステラなども用意されているのですから驚きです。ただし、こういった選手食堂は関係者にならないと入れませんからね。もう、バイトでもいいから入ろうかな競艇場。
●食事は大切!
食べるために稼ぐ。
これって、当たり前ですよね。そんなんで食ってけるの?という言葉があるように、選手たちだって美味しいご飯を食べたいから頑張るのです。ぜひぜひ、レーサーたちが勝つ負けるといった部分にこだわるのではなく、食生活にも注目してみましょうね。