
田頭実(たどうみのる)選手は、福岡支部に所属するA1級の競艇選手。
同期に平石和男選手、三角哲男選手らがいる。
田頭実選手は191986年にデビューし、11年後の1997年に若松競艇場で開催された「施設改善記念特別競走(現・ダイヤモンドカップ競走)」でG1初優勝を飾った。
2005年に若松競艇場で開催された「ダイヤモンドカップ」では、期間中にフライング3本(フライング休み180日、4本目は引退勧告)という状況にありながら、通常どおりのスタート攻勢でG1制覇という離れ業を成し遂げている。
所属 | 登録番号 | 登録期 | 級別 | 平均ST |
---|---|---|---|---|
福岡支部 | 3257 | 58期 | A1級 | 0.13 |
勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 出走回数 | 優勝回数 |
7.29 | 59.60% | 71.42% | 119回 | 2回 |
田頭実選手の特徴
田頭実選手は、進入は基本的に1つでも内寄りのコースを狙うという特徴があり、機会があれば積極的にインコースを狙ってくる。
平均スタートタイミングは0.13で、SG級の競艇選手としても早いスタートタイミングとなっている。
田頭選手は、全盛期よりスタートを重視しており、積極的に攻めてくるものの、それに比例してスタート事故も多くなっている。
一般競走レベルで内寄りのコースが取れる場合は高確率で舟券に絡んでくる上に、1着率も高くなる。
現在でもスタートを得意としているので、いかなるレースでも十分に活躍することが考えられる。
田頭実選手のコース別決まり手
コース | 出走数 | 1着数 | 逃げ | 差し | まくり | まくり差 | 抜き | 恵まれ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1コース | 1338 | 812 | 776 | 1 | 0 | 0 | 33 | 2 |
2コース | 1443 | 503 | 0 | 203 | 257 | 0 | 36 | 7 |
3コース | 1213 | 332 | 0 | 51 | 178 | 76 | 26 | 1 |
4コース | 714 | 189 | 0 | 26 | 111 | 36 | 15 | 1 |
5コース | 282 | 33 | 0 | 3 | 19 | 7 | 3 | 1 |
6コース | 153 | 8 | 0 | 1 | 0 | 6 | 1 | 0 |
田頭実選手の優勝歴
SG優勝 | G1優勝 | G2優勝 | G3優勝 |
---|---|---|---|
2回 | 5回 | 0回 | 2回 |
※2021年9月30日時点
SGの優勝歴
- 第4回オーシャンカップ競走(1999年7月20日・若松競艇場):抜き
- SG第51回全日本選手権(2004年10月31日・福岡競艇場):逃げ
G1の優勝歴
- G1京極賞競走開設48周年記念(2000年4月9日・丸亀競艇場):逃げ
- G1福岡チャンピオンカップ開設48周年記念競走(2001年9月20日・福岡競艇場):抜き
- G1ダイヤモンドカップ(2005年10月20日・若松競艇場):まくり差し
- 第17回マスターズチャンピオン(2016年4月17日・びわこ競艇場):まくり
- G1第63回九州地区選手権(2017年2月21日・福岡競艇場):まくり
G2の優勝歴
- ナシ
G3の優勝歴
- G3 JR九州ビートル杯争奪戦競走(2004年6月8日・若松競艇場):逃げ
- G3 福岡ソフトバンクホークス杯(2017年10月9日・福岡競艇場):逃げ